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【燗酒を楽しむ】熱燗するなら「かんまかせ」かんすけより気軽な酒燗器!口コミ体験レビュー

【燗酒を楽しむ】熱燗するなら「かんまかせ」かんすけより気軽な酒燗器!

寒い季節になると「温めた日本酒」が恋しくなりませんか?

飲食店さんに行った際も、日本酒が置いてあると「熱燗ください!」と声を掛けたくなるのはきっとわたしだけでは無いのではないでしょうか。

特にお正月になると、料理と一緒にだらだらと燗酒を飲んでいたい…

温かい日本酒を飲むとほっこりとしますし、カラダもポカポカ温まってついつい陽気になってしまいます。

ですが家で燗酒を作ろうと思った時に、ぶっちゃけ

\め ん ど う く さ い/



と思った経験がある人も居るかもしれません。

そんなあなたにこそ、神亀酒造さんが監修をし小泉成器さんが製造を手掛けた「かんまかせ」が毎日の燗酒ライフの手助けをしてくれるかもしれません。

ここではそんなコイズミ酒燗器「かんまかせ」を実際に使った体験レビューを書いてゆきたいと思います。

そもそも「かんまかせ」とは?

そもそも「かんまかせ」とは?

わたしが「かんまかせ」の存在を知ったのは、TwitterのTL(タイムライン)を眺めている時でした。

なにやらクラウドファンディングでの商品のようです。

そして説明を見て思わず「ポチっ」!

元はMakuake(マクアケ)というクラウドファンディングからスタートをした商品ですが、現在は無事に製品化されたため

といった家電量販店でも購入可能です。※お店により価格が異なります。

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クラウドファンディングの応援購入分は2021年12月16日に商品が到着しました。

一般販売は、2021年12月24日からスタートとなりました。

「プロが認める本格的な燗酒をご自宅で簡単に。」

というキャッチフレーズが魅力的で下記のような特徴があります。

どういうことなのか?それぞれ見ていきたいと思います。

↓↓クラウドファンディングの様子はこちら
https://www.makuake.com/project/koizumiseiki02/



神亀酒造監修!プロが認める酒燗器「かんまかせ」とは?

神亀酒造監修!プロが認める酒燗器「かんまかせ」とは?

神亀酒造(しんかめしゅぞう)さんとは、埼玉県蓮田市にある酒蔵さんで日本酒蔵として最初に「全量純米酒」にしたことで知られています。

といった銘柄があり、熟成された日本酒は旨みやコク、キレといった味わいで冷やで飲むより料理と一緒に「温めて」飲むことを推奨されています。

そんな燗酒のプロ「神亀酒蔵」さんが監修した酒燗器ということで「かんまかせ」を使えば、本格的な燗酒を自宅で楽しむことができます。

まろやかな味わいに仕上がる「湯煎式」を採用!とは?

まろやかな味わいに仕上がる「湯煎式」を採用!とは?

日本酒を温める方法として、直火・電子レンジ・湯煎などがありますがその中でも1番美味しくまろやかに仕上がる「湯煎」を採用されています。

ちなみに

といった違いがあります。

ですが湯煎の場合も、酒燗計などで温度チェックをしていないとグイグイと日本酒の温度が上がって行ってしまう心配があります。

実際にわたしも狙った温度にしたい時は、酒燗計とにらめっこをしながら燗をつけていました。

そこで嬉しい機能が次の項目になります。

呑み方に合わせた「5段階」の自動温度調節!とは?

呑み方に合わせた「5段階」の自動温度調節!とは?

かんまかせの1番の特徴はやはりこの「5段階」の「自動温度調節」機能ではないでしょうか。

日本酒によって「どの温度帯が一番おいしいのか?」が異なるため、5種類の温度を自動で愉しめるのはとても重宝します。

なお「かんまかせ」では下記の設定温度となっています。

温め時間は、付属のアルミ製のチロリを2個使用した場合の目安です。

選んだ温度まで上がると「ピピッ」と音が鳴り、その後「保温」をしてくれて保温時間は約2時間で自動で電源が落ちます。

なお、ひれ酒に関しては設定温度になったら自動で電源が落ちます。

いろいろな温度を愉しみたい場合は、低めの温度(人肌燗)から徐々に温度を上げて呑んでいくと1番好きな温度帯を発見することができます。

使い方も簡単「4ステップ」でOK!とは?

使い方も簡単「4ステップ」でOK!とは?

燗酒で一番面倒なのが、席を立って・日本酒を温めて・温度を見て・また席に戻る…という一連の動作ですよね。

かんまかせは最初に「水」さえ入れてしまえば、これらすべてを席を立たずに「卓上」にて完結できます。

以上!

保温機能付きなので、冷める前に急いで飲む心配もありませんし、空になってもその場で新しい燗をつけることができます。

おいしい燗酒をつけてくれる「お燗番(かんばん)」を全て行ってくれるのがこの「かんまかせ」なのです。

「かんすけ」との違いは?

「かんすけ」との違いは?

湯煎式の酒燗器を探していると「かんすけ」という製品と出逢う機会があります。

かんすけは業務用で、ミニかんすけが自宅用といったイメージでしょうか。

ミニかんすけは卓上型のお燗器

といった特徴があり、錫のちろりはアルミのちろりよりも熱伝導率もよくさらに「よりまろやかな味わいに仕上がる」といったメリットがあります。

ですが「かんすけ」には温度調節機能もなく、電気式ではないためゆっくり長時間飲みたい場合は熱湯を沸かし直して取り換える作業が必要です。

またお値段も「2万円以上」となかなか高価な酒燗器です。

そのため、本格的な燗酒を手軽に楽しみたいと思った場合は直販価格8,470円(税込)の「かんまかせ」の方が気軽に購入できるのでは?と思いました。

また、ミニかんすけの見た目はかなり「和風」なため好みが分かれます。

それに比べ「かんまかせ」は見た目もスタイリッシュなので、テーブルの上に置いていても違和感がありません。

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実際に「かんまかせ」を使ってみた感想は?

実際に「かんまかせ」を使ってみた感想は?

今まで燗酒を作る際は

の3点セットを使い、鍋で湯煎をしながらいろいろな温度帯を楽しんでいました。

\こちらの記事に記載しています!/

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【燗酒を楽しむ】熱燗のおいしい作り方と温度帯

日本酒は湯煎がおいしい!というのはとてもよく分かるのですが難点がありました

と、お燗番をしているとゆっくりお酒を楽しめない!でも美味しい温度帯で飲みたい!とヤキモキすることが多くありました。

そのため、美味しい燗酒を飲みたいなぁと思っても「面倒くさい」が勝ってしまいなかなか手が伸びません。

そんな時に「かんまかせ」と出逢うこととなりました。

実際に使ってみてメリットとデメリットがありましたので記載してゆきたいと思います。

かんまかせを使ってみて【メリット:その1】

かんまかせを使ってみて【メリット:その1】

最大のメリットは、セッティングしたら席から立たなくていいということです。

今まで燗酒をする時は、食事中に立ったり座ったり温度を見たり…と動き回らなくてはいけないことがネックでした。

ゆっくり、したい!

それが座ったまま全て完結できるため「楽チン」以外の何物でもありません。

ズボラな性格のわたしにもピッタリ!

最高すぎんか!

かんまかせを使ってみて【メリット:その2】

かんまかせを使ってみて【メリット:その2】

続いていいなと感じたのが「2種類のお酒を同時に温められる」という点です。

燗酒は温度の面倒を見てあげる必要があるため、いままで1種類ずつしか温められませんでしたがかんまかせなら2種類同時に温めることが可能に!

気軽に燗酒の味比べができちゃうのが嬉しかったです。

また2種類温められるので、普段は燗にしないようなお酒もチャレンジできました。

ちなみに、チロリの内側に線がありますが、その線まで入れると約1合(180ml)強入れることができます。

楽しすぎんか!

かんまかせを使ってみて【メリット:その3】

そして、保温機能が最&高です!

いままでは、温めてもグングン温度が下がっていっちゃうので急いで飲む必要がありました。

ですがかんまかせなら、設定温度に達したら温度をキープしてくれるので冷める心配もなくゆっくりまったり燗酒を楽しめるのが嬉しいです。

温度を気にせず放置できるのが本当に助かります。

楽チンすぎんか!

かんまかせを使ってみて【メリット:その4】

かんまかせを使ってみて【メリット:その4】

テーブルの端に「ポン」と置いてあっても違和感なし。

というのも嬉しい点で、大きさも「約105(幅)×200(奥行)×140(高さ)mm」とコンパクト設計なので置き場所にも困りません。

かんまかせ【その他のメリット】

付属のちろりを使わなくても

300mlの瓶もそのまま使用出来たり

300mlの瓶もそのまま使用出来たり

徳利をセットすることも可能です。

徳利をセットすることも可能です。

ですが、チロリよりもお酒が温まる時間が長くなります。

錫のちろりがあれば、温まるまでの時間を短縮することも可能ですし、より美味しい燗酒が楽しめます。

わたしもいつか、錫のチロリをGETしたいと思います!

以上が実際に使ってみてのメリットとなります。

続いてはデメリットを見てみたいと思います。

かんまかせを使ってみて【デメリット:その1】

かんまかせを使ってみて【デメリット:その1】

コンセントが短い。

とにかく最初に思ったのがこちらです。

本体のコンセントは「約1m」とかなり短くほとんどのご家庭で「延長コード」が必須になるかと思います。

開けて最初に延長コードを探しました。

もし家に無いよ!というあなたは、かんまかせをご購入の際はご一緒にお求めください。

かんまかせを使ってみて【デメリット:その2】

かんまかせを使ってみて【デメリット:その2】

空のチロリはプカプカ浮く。

デメリットになるか分かりませんが、アルミのチロリを空のまま水につけると「プカプカ」します。

お酒を入れたらしっかり沈むため問題はありませんが、お酒が減ってくるとプカプカしてくるので気になります。

きっと早く飲んで2杯目に行けってことですよね!わかります。

かんまかせを使ってみて【デメリット:その3】

かんまかせを使ってみて【デメリット:その3】

実際の温度が気になる。

スイッチには「人肌燗/ぬる燗/上燗/熱燗/ひれ酒」と書いてありますが「この温度が一体何度なのか?」表示はされません。

そのため温度が気になります。

説明書を読むと12ページに設定温度が記載されていますが「本当に…?」と思い酒燗計で計ってみました!

うーん。もしかしたら計ったタイミングが早かったかもしれません。

ですが温度が気になる場合は「酒燗計」が1本あるとすぐ計れるのでおすすめです。

わたしが使っているのは「片力商事さんの日本酒計」日本製で、温度が雪冷え~飛びきり燗まで計れる&記載があるのが便利です。

amazonで購入しました。

楽天市場でも購入可能です。

【PR】KATARIKI/片力商事 日本酒計 PY−130

実際に使ってみたデメリットはこんな感じでしょうか。

コイズミ酒燗器「かんまかせ」が買えるお店は?

コイズミ酒燗器「かんまかせ」が買えるお店は?

こちら製品化されているため、各家電量販店さんでもネットから購入可能です。

例えば下記のお店になります。

また、小泉成器株式会社さんの公式サイトでも注文可能です。

ディノス家具 楽天市場店
¥8,290 (2023/02/14 12:43時点 | 楽天市場調べ)

お店によって販売価格が異なりますので、購入の際はチェックしてみてください。

※楽天市場はポイントが貯まるセールの日が狙い目です!



まとめ

「燗酒を飲みたい!」

と思った時に出てくる悩みとなる

といった不満を全て解決してくれるのがコイズミの酒燗器「かんまかせ」なのだと使ってみて実感しました。

自宅での燗酒にハードルを感じている方におすすめ!

お水とお酒をセットして「ピピっ」と鳴るまで放置すれば良いだけなので、本当に楽チンです。

温度帯も5種類楽しめるため、「このお酒は、この温度帯が1番好き!」という自分の好みを見つけることもできます。

なにより気軽に楽しめ、燗酒ライフがより楽しくなります♪

買って損などありませんでした(* ´ω` *)

これからまだまだ寒さの続く今!ぜひあなたもご検討してみてはいかがでしょうか?

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燗酒専用の日本酒「風の森 ALPHA TYPE5」を「かんまかせ」を使って温めてみました。

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【本日の1本】風の森 ALPHA TYPE5「燗 SAKE の探求」温度帯で変化する燗酒その味わいは?



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この記事を書いた人
ねこと日本酒 なかのひと
日本酒メディアを任されたお酒と猫が好きなひと。コンセプトは「日本酒の新しい楽しみ方を発見するサイト」。伝えるには知識不足を感じ唎酒師の資格を取得しました(* ´ω` *)まだまだ勉強中ですが、日本酒を飲んで笑顔になったり「日本酒飲みたい~」と思ってもらえるようなサイトを目指しています!日本酒はおいしいヨ♪
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