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【日本酒セラーのおすすめは?】レマコムやさくら製作所を徹底比較!違いを解説

日本酒セラーのおすすめは?

「日本酒セラーが欲しい…!」
「日本酒専用の冷蔵庫ってあるのかな?」
「日本酒用に買いたいけど、何を選んだら良いのか分からない!」

ワインには「ワインセラー」があるように、日本酒を好きになると専用の「セラー」や「冷蔵庫」が欲しくなる人も少なくないかもしれません。

そんな時に、

などなど、どうせ買うなら購入前にしっかり理解して選びたいですよね。



ここでは、日本酒セラーで有名な「さくら製作所」や「レマコム」などの違いや選び方、おすすめの日本酒セラーについて解説したいと思います。

そもそも日本酒セラーとは?

そもそも日本酒セラーとは?

日本酒セラーとは「日本酒の保管に特化した」収納庫のことですが、調べてみると「日本酒専用」に作られた家庭用の商品が少ないことが分かります。

中には「ワインセラー」とごっちゃにして紹介しているサイトも見掛けます。

そこで「日本酒専用」として保管することを前提に選ぶ際に、下記の6つの要素を理解しておくと失敗せずに選ぶことが可能になりますので参考にしてみてください。

日本酒セラーの失敗しない選び方

それぞれどういうことなのか?詳しく説明したいと思います。


【その1】温度管理ができることとは?

温度管理ができること

日本酒の味わいの変化や劣化してしまう原因のひとつに「保管する温度」が挙げられます。

日本酒を常温(20℃~25℃)以上で保存すると熱の影響により「黄色化」または「茶色化」し「老香(ひねか)」と呼ばれる劣化臭が生じてしまいます。

そのため、最高でも15℃以下、理想は5℃~10℃の保存が望ましいとされています。

また、日本酒には基本的に賞味期限というものが存在しませんが「美味しく飲める期間」というものが存在します。

それは、加熱殺菌処理をしない「生酒(なまざけ)」や加熱殺菌処理をした「火入れ(ひいれ)」といった日本酒の状態によっても異なります。

特に「生酒」は搾りたてのフレッシュな状態を楽しめるお酒のため「冷蔵保管」が必須のお酒となります。

詳しくは下記のページで解説しています。

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【常温・冷蔵】日本酒の保存温度や保管方法、開封後や横置きの注意点とは?

冷蔵保管をする理由は?

生酒は火入れをしていないため、瓶内で「酵母」が活きています。

そのため、発酵が続いており時間が経つほどに味わいが変化をしていきます。

発酵は温度が高いほどに進むため、冷蔵庫で保管をするのはこの活動を抑える目的でもありますが冷蔵庫の温度(5℃~10℃)ではこの活動をストップすることができません。

そのため、生酒をフレッシュなまま美味しく飲むには「冷蔵庫保存かつ、早めに飲み切る」ということが必要になります。

ですが「日本酒セラーが欲しい!」と思っている人は、すぐに飲み切れない本数の日本酒を保有している人が多いのではないでしょうか?

そんな時に「マイナス5℃以下」で保管できる日本酒セラーがあると、酵母の活動を限りなく抑えることができるため生酒でも安心して長期保存が可能になります。

温度管理で選ぶ日本酒セラー

上記のことを含め日本酒セラーを検索してみると下記の2点が分かります。

ということです。

そのため、

といったようにご自身の状況に合わせて選ぶと安心です。

また製品によっては、5度ずつ調整できるもの、1度ずつ調整できるものなど「温度調整の幅」が異なりますのでこういったこともチェックしておくと安心です。

【その2】縦置きでの保管ができることとは?

縦置きでの保管ができること

日本酒は「縦置き」での保管が推奨となるお酒です。

主な理由は2点あり

といった理由があります。

特に開栓後は空気の混入や接触面が大きくなるため開栓前よりも酸化速度が速まります。

また、時間が経過するほど空気との接触時間が長くなるので、同様に酸化速度が速まります。

このことを知っていると横置きで保管する「ワインセラー」は日本酒の保管には合わないことが解りますよね。

ちなみに「酸化」とは日本酒中の各主成分が変化することで、味わいが抜けたり、香りが飛んだりといった変化が起こるため「縦置き」が可能な製品を選ぶと安心です。

縦置きで選ぶ日本酒セラー

上記のことを含め日本酒セラーを検索してみると下記の2点が分かります。

自分は「4合瓶しか購入しない」「一升瓶も購入したい」など保存したい瓶の大きさによっても入ったり、入らなかったり、入っても本数が少なかったりと製品によってさまざまです。

そのため、どれくらいの量を保管したいのか?によっても選ぶ製品が異なるため前もってチェックしておくことをおすすめします。

【その3】光による劣化を防ぐことができることとは?

AQUA「SAKE CABINET」のデメリットとは?

日本酒は光(太陽光や蛍光灯の紫外線)によっても劣化をしてしまうとてもデリケートなお酒です。

そのため、瓶の色も紫外線の影響を受けにくい「茶色」が主流でしたが最近では季節に合わせ「白」や「水色」といった薄い色のボトルも増えてきています。

ですが、こういった薄い色のボトルになればなるほど紫外線を吸着しやくなり、光の影響をより受けてしまうのです。

そのため、保管時には太陽光などの紫外線を遮断してあげる必要があります。

日本酒セラーを選ぶ際も「紫外線が遮断できること」が選ぶポイントになりますので覚えておくと安心です。

光による劣化を防ぐで選ぶ日本酒セラー

上記のことを含め日本酒セラーを検索してみると下記の2点が分かります。

です。

「ショーケースタイプで中の日本酒を眺めて楽しみたい」という人も居るかと思います。

そういった場合は、ガラス自体が紫外線カットをしてくれる製品なのか?というのをチェックする必要があります。

中の見えないタイプであれば、紫外線が遮断さるため安心です。

【その4】結露や霜取りなどお手入れが必要な場合があることとは?

結露や霜取りなどお手入れが必要な場合があること

こちらは製品によって異なります。

結露するタイプの製品

ガラスのショーケースになっているタイプのセラーの場合、中と外の温度差によって結露をしてしまうことがあります。

こちらは製品の「口コミ」や「よくある質問」などを購入前にチェックして実際どうなのか?見ておくと安心です。

霜取りが必要な製品

冷蔵庫やセラー内を冷やす方法として

という2種類の方法があります。

簡単に説明すると、ファン式は霜が付きにくく自動霜取り機能がついているためお手入れする必要がありません。

直冷式は「霜が付きやすく」定期的に自分で霜を取り除く必要のあるタイプになります。

日本酒セラーの場合「レマコム」が直冷式に当たります。

結露や霜取りなどお手入れで選ぶ日本酒セラー

上記のことを含め日本酒セラーを検索してみると下記の2点が分かります。

ということです。

手間が掛かるけど「安さ」を取るのか、手間は要らないけど「ある程度の値段」の製品にするのか。

こちらはご家庭の事情などもあるかと思いますので参考にしてみてください。

【その5】製品のサイズによって家に入らない場合があることとは?

「さぁ、買うぞ~!」

と思っても実際の製品のサイズを測ってみたら置き場所が無い!ということも出てくるのが日本酒セラーです。

わたしもAQUAのSAKE CABINET(サケキャビネット)という日本酒セラーを買う気満々でポチろうとしましたが、そのサイズのデカさに置ける場所を家中探し回りました。

物によっては「ひとり暮らし用の2ドア冷蔵庫」くらいの大きさになるものもあります。

レマコムの場合は上に扉を開くタイプが主流のため製品の上には物が置けず「上がデッドスペースになる」といったことを承知しておく必要があります。

「思っているより大きい」

というのを承知の上、購入前にサイズはしっかり測っておくと安心です。

また「置きたい場所が2階」など、自身では運ぶのが大変!ということもあり得ます。

搬入や設置まで行ってくれるのか?といったこともチェックしておくと安心です。

【その6】製品によって価格がまちまちなこととは?

価格は2万円台~10万円以上と製品によりまちまちです。

性能や、求めているもの、手間が掛かってもお得な物…などなど理解して選べば満足できる製品に出逢えるかと思います。

しっかり比較して選んでゆきましょう!

日本酒愛好家に人気!熱い支持を受ける「レマコム」とは?

日本酒愛好家に人気!熱い支持を受ける「レマコム」とは?

「日本酒セラー」が欲しいなぁと思った時に、必ず出会う製品が「レマコム」です。

こちらは日本酒セラーというより「日本酒専用冷蔵庫」と言ったほうがしっくりきます。

実際は日本酒専用ではありませんが、「日本酒を保管するのに最適な冷蔵庫」であることは変わりありません。

特に上に開くタイプの「冷凍ストッカー三温度タイプ」が日本酒の保管にピッタリのタイプになります。

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レマコムの冷凍ストッカー三温度タイプを選ぶメリットとは?

レマコムの冷凍ストッカー三温度タイプのデメリットとは?

といった特徴があります。

特に、急速冷凍スイッチを誤って押してしまい大切な日本酒を凍らせボトルが割れてしまっている事件は多々SNSでも見掛けます…(コワイ)

ここは一番の注意点だと思います。

ちなみに、レマコムには「ショーケースの前開きタイプ」もありますが

と、あまり日本酒保管用には向かないタイプかと思います。

レマコムが合う人は?

となります。

サイズは100Lで十分という人も多いですが「2台持ち」や「縦置きで入りきらずに横でも入れちゃう!」という人も居ます。

自分の買うペースや飲むペース、置くスペースなどと相談して少し大きめを検討するのもありかもしれません。




さくら製作所の日本酒セラーとは?

さくら製作所の日本酒セラーとは?

「レマコムはちょっとなぁ…」と思った人が次に辿り着くのがさくら製作所の日本酒セラーです。

さくら製作所はワインセラー国内シェアNo.1の「日本」の会社で製品も全て国内で開発しているため、とにかく安心感があります。

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さくら製作所の日本酒セラーを選ぶメリットとは?

などがあります。

さくら製作所の日本酒セラーのデメリットとは?

「かっこよくて、性能もイイ感じ!」という第一印象ですが、よく見てみると日本酒専用のセラーとして物足りない部分もあることがわかりました。

などなど、実際に買うのかどうか?検討した際に

3点が気になる結果となりました。

さくら製作所の日本酒セラーが合う人は?

となります。



AQUA(アクア)の日本酒セラーSAKE CABINETとは?

AQUA(アクア)の日本酒セラーSAKE CABINETとは?

レマコムを見て、さくら製作所の日本酒セラーを見て「もっと良い感じの製品はないのかな?」と思った人が辿り着くのがこちら。

AQUA(アクア)の日本酒セラーSAKE CABINET(サケキャビネット)です。

実は、唎酒師のわたしも選んだ日本酒セラーがこちらのSAKE CABINETとなります。

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AQUAの日本酒セラーSAKE CABINETを選ぶメリットは?

AQUAの日本酒セラーSAKE CABINETのデメリットは?

といった点です。

SAKE CABINETが合う人は?

です。

わたしは、レマコム・さくら製作所と見てからSAKE CABINET(サケキャビネット)に辿り着き「これしかない!」と思いました。

実際に使用しているレビューも書いていますので参考にしてみてください。

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日本酒セラー AQUA(アクア)家庭用マイナス5度保存の実力は?【口コミレビュー】

まとめ

まだまだ「日本酒専用の冷蔵庫」や「日本酒専用セラー」の種類は少ないため選ぶ商品は限られてくるかと思います。

ですが「自分に合った製品は何か?」を理解しておくと、どれが一番最適なのかがわかるかと思います。

その中でわたしは「マイナス5℃保管のできる日本酒セラー」が自分にピッタリだと思いました。

普段、日本酒を飲むペースよりも購入するペースのほうが早く、生酒も多いため「冷蔵庫」での保管には不安があったためです。

ですがマイナス5度で保管できる日本酒セラーを買ってからは安心感もあり、購入後から数ヶ月経った生酒でも美味しくいただくことができています。

1点困っていることが、安心感があるあまり日本酒を買うペースがさらにUPしすでにセラーがパンパン!という状況に陥っている…ということです。

2台目が欲しい…

【追記】その後、AQUAの2台目を買ってしまいました( つω` *)

当記事が日本酒セラーを買いたいけど迷っている人の参考になれば幸いです。



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この記事を書いた人
ねこと日本酒 なかのひと
日本酒メディアを任されたお酒と猫が好きなひと。コンセプトは「日本酒の新しい楽しみ方を発見するサイト」。伝えるには知識不足を感じ唎酒師の資格を取得しました(* ´ω` *)まだまだ勉強中ですが、日本酒を飲んで笑顔になったり「日本酒飲みたい~」と思ってもらえるようなサイトを目指しています!日本酒はおいしいヨ♪
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