今回、7月14日(金)からの記録的な大雨による影響で秋田県内では広い範囲で冠水や床上・床下浸水被害、土砂災害などが発生し、その復旧作業などが続けられています。
その中でも秋田県秋田市にある日本酒の酒蔵、ゆきの美人を醸す「秋田醸造」さんが大きな被害を受けました。
蔵元杜氏である小林忠彦さんも、Twitterに状況を投稿されていました。
やられました、床上50センチくらい。事務所はほぼ水没、パソコンも全滅。写真はかなり引いてから。
急ピッチで清掃してます。手伝ってくれてる酒造業の友人、ボランティアに感謝! pic.twitter.com/3Sc9jRZaPk— ゆきの美人 小林忠彦 (@yukino_bijin) July 18, 2023
「床上50センチくらい。事務所はほぼ水没、パソコンも全滅。」
酒蔵はマンションの1階にあり旭川を挟んで向かい側、約徒歩5分のところには「新政酒造」さんもあります。
復旧の支援には新政酒造の蔵元・佐藤祐輔さんや杜氏の植松さん、ほかにも様々な県内の蔵人さんたちが駆け付けたようです。
昨晩のローカルニュースでご存知の方も多いかと思われますが、ゆきの美人さんが被災されました。膝上までの浸水で復旧には時間がかかる模様です。
現場の人手は足りておりますものの、
購入を通じてなど、みなさまの応援をよろしくお願い申し上げます。 pic.twitter.com/jQB3pqATTR— 新政酒造 佐藤祐輔 (@aramasayamayu) July 18, 2023
「購入を通じてなど、みなさまの応援をよろしくお願い申し上げます。」
とのことで、1番は秋田醸造さんへ直接寄附などが出来たら良いのですが現状窓口等が無いため
\買って・飲んで応援しよう!/
という輪が広がっています。
Twitterでは、長崎県にある飛鸞(ひらん)を醸す森酒造場の蔵人である深海さんから広がった
「#秋田を飲みつくせ」
というハッシュタグもトレンド入りをしています。
\買って応援!/
と思っても、普段ゆきの美人を手に取らない人であれば「どこで売っているのか?」「どこで買えるのか?」が不明ですよね。
基本的に、地酒を購入するためには「特約店」という取り扱い販売店さんでの購入が必要になります。
これまでに飲んで記事にして来た酒蔵さんの場合、公式サイトに「買えるお店」や「特約店一覧」といった案内があることが多かったです。
ですが、ゆきの美人を醸す秋田醸造さんには公式サイトがありませんでした…
「どこで買えるの…(涙)」
そこで、GoogleやYahoo!で検索しヒットしたインターネット販売も行っている特約店さんをここに記載してゆきたいと思います。
基本的な検索ワードは
「ゆきの美人 特約店」
「ゆきの美人 買える店」
などです。
ここに地域名を追加すると、より自分の近所の特約店さんをヒットさせることもできます。
「ゆきの美人 特約店 東京」
ネット販売を行っていない特約店さんもありますので、実際に酒販店さんへ行って買いたい人は「地域名込み」で検索をしてみてください。
※一部です(全てではありません)
注意点としては
\お店によって在庫の種類が異なる/
という点です。
「あっちのお店にはあるけど、こっちのお店には無い種類があった!」ということがありますので買ってみたいお酒があるお店を選択するのが良いかと思います。
もしあなたがAmazonや楽天市場などで、ゆきの美人を購入しようと思っているのなら注意点があります。
まず値段。
定価より高い場合は「転売価格」です。
転売ヤーにせっせと貢いでいることになりますので、ご自身の判断でお願いいたします。
定価に関しては、上記で紹介した特約店さんのサイトから価格を照らし合わせてみると分かります。
また転売ヤーによる日本酒の販売は「品質管理」の面で怖いと思っています。
それは、日本酒は保管の仕方によって味が変化するためです。
特に今は「夏」なので、常温で届くことがあればその怖さは倍増です。
わたしは正規特約店さんでの購入をお勧めします。
現在、既に酒販店さんへ出荷されているお酒に関しては酒屋さんの利益になるため「お金としては届きません」。
そのため、秋田醸造さんの仕込みが復活してから購入する方が酒販店さんから秋田醸造さんへの注文が増える等「お金として」届きます。
ですが、今飲んで応援することで
といった、ゆきの美人の味を知る人が増え今後の購入のきっかけになったり、気持ち的な支援などメリットはいっぱいあるかと思います。
もちろん、復活してからの購入も大事です!
ですが、小さくても今できることをしたいなぁとわたしは思います。
わたしの住む地域では、テレビでは本当に少ししか報道が無いため秋田県内でどれだけの被害が出ているのかという詳細はわかりません。
そのためTwitterから情報収集をしています。
大まかなことしか分かりませんが今回、被災された地域の復旧にはどれだの時間や費用が掛かるのか想像が出来ません。
そのため、買って飲んで応援以外にも「災害支援・寄附」といった形での応援もすることが出来ます。
「秋田市」以外にも被害の大きかった「五城目町」、いち早くボランティア活動に取り掛かった稲とアガベのある「男鹿市」など。
支援したい市や町を選んで寄附することが可能です。
下記のサイトで受け付けています。
また、日本赤十字社による義援金寄付も可能です。
1点、ふるさと納税の災害支援先を見た時に「募集している自治体は結構あるけど、どこに支援したらいいの?」というのが難しい問題でした。
自治体によって寄付金にばらつきがあり、差が開いてしまっています。
やはり自分の思い入れのある自治体さんを選べばよいのか…被害の大きい所を優先したいですが詳細の状況が分からないのが本当に困ったものだと感じました。
この度の豪雨災害で、民間ボランティアグループを立ち上げいち早くボランティア活動をスタートした「ヤマキウ南倉庫豪雨災害支援拠点」。
ネクストステップとして秋田県全体の再建のために、8/17までを期限とし寄付を募っています。
【ヤマキウ南倉庫豪雨災害支援拠点】
秋田県各地でボランティアセンターが立ち上がり、
本格的に活動が始まりました。
そこで我々は、ネクストステップとして秋田県全体の再建のために、寄付を募ることにしました。
セーフティネットとしての支援は公的機関にお任せして、… pic.twitter.com/hvHjyINtLj— 岡住修兵|稲とアガベ|男鹿まち企画|代表 (@OkazumiSakehei) July 23, 2023
賛同される方は下記フォームをご確認ください。
遠くから見ている身のため、出来ることが本当に限られます。
もちろん「お手伝いをしにボランティアへ行く!」といった活動も応援になるかと思います。
そして支援や応援に関しては自己判断です。
しなくても良いし、しても良い。
無理する必要もありません。
あなたの気持ち次第で自由です。
わたしは一先ず自分が出来ることをと思い「買って・飲んで応援&寄付」を選びました。
#秋田を飲みつくせ
素敵なハッシュタグだと思います。
当サイトが何かしらの参考になりましたら幸いです。
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