毎年、秋田県秋田市にある新政酒造さんの日本酒ファンが心待ちにしている「新政特別頒布会」。
2022年もその頒布会のリリースがスタートしました。
今年も昨年の2021年と同様に「5月末」「6月末」「7月末」と3ヶ月間連続で「2本セット」にて発売される頒布会用のお酒を愉しむことが出来ます。
毎年頒布会の内容は異なりますが、玄人向けに醸される試験醸造的な内容のため、それを理解して楽しめる人向けのお酒となっています。
頒布会の専用BOXにも「初心者の購入はお薦めしておりません。」と注意書きがあるほどです。
2022年のテーマは「PRIVATE LAB EXTREME」(プライベートラボ エクストリーム)
今回はその【5月分】となる、
の2本を実際に味わってみました。
どんな日本酒だったのか…?
早速、見ていってみましょう。
今年の頒布会のテーマとなるPRIVATE LAB(プライベートラボ)とは、新政酒造さんの日本酒ラインナップの中でも強力な特徴を持った作品が集う「実験ライン」のお酒です。
今回、同梱されていた冊子には下記のような説明が記載されていました。
一般的な日本酒の製法によらず、革新的で大胆な手法を用いて醸される”プライベートラボ”。
日本酒が将来達成すべき新しい味わいや、日本酒が解決しなくてはならない問題点をクリアするために構想され、20BY(2008-2009)よりスタートした「新政」とともに始まった。
まさに新生「新政」の根源的な精神と初期衝動をもっともよく伝えるラインである。
このプライベートラボには4つのお酒があり
と、風水思想の四神をモデルに名前が付けられデザインされたイラストのラベルが印象的な、通常の日本酒とは造りの異なるお酒で構成されています。
今回の新政頒布会のお酒はその「EXTREME(エクストリーム)」バージョンということで「さらにヤバイやつ」ということが分かります。
5月分のお酒は、四神の玄武(げんぶ)をモデルとした「涅槃龜」(にるがめ)がテーマとなっています。
涅槃龜はお米を最低限しか磨かない「低精白酒」というジャンルの日本酒です。
新政酒造さんでは、2008年より低精白の日本酒の取り組みを行っていました。
初期の頃は「純米80%」や「純米85%」といったシンプルな名称でしたが、平成26酒造年度(2014年~2015年)についに「涅槃龜」としてプライベートラボの仲間入りを果たしました。
現在の涅槃龜は、精米歩合88~92%と90%前後にて醸されています。
冊子に説明が書いてありましたので、簡単に要約すると…
低精白のお米は玄米に近いため玄武の「玄(くろ)」色とイメージがピッタリ!
ですが、玄武という名前は既に商標登録されていたことから、オリジナルな表現が必要でした。
「玄(くろ)」に対して同じ黒系等に「涅色(くりいろ)」があることから「涅槃(ねはん)」という言葉を使用することに。
涅槃は英語で「ニルヴァーナ」。
そして新政酒造8代目蔵元である佐藤祐輔さんが伝説的ロックバンド「NIRVANA」が好きということもあり涅槃龜と書いて「にるがめ」と読ませることとなりました。
涅槃龜のイラストをよく見てみると、亀がゴーグルを付けていることが分かります。
これはNIRVANAのボーカリストであるカート・コバーンのサングラスを彷彿させるデザインとなっています。
こういった由来を知ると「なるほどなぁ」「そんな意味があったんだ!」と何だかワクワクしてきますよね。
5月分の頒布会1本目は、涅槃龜(にるがめ)99%です。
名前の通り「精米歩合99%」のお酒で、「1%だけ玄米を磨いた」ほぼ玄米で醸された日本酒となります。
これまでの頒布会でも2016年に「94%」2018年に「96%」という精米歩合のお酒が登場しましたが「99%」は今回で初となります。
ちなみに、涅槃龜はこれまでプライベートラボの中でもあまり出逢える機会の無かったお酒でしたが
といった紹介がありましたので、今まで見たことの無かった人も出逢える可能性がUPしてゆきそうなお酒となっています。
日本酒を醸す際、酒米を精米歩合50%、40%…と削ってゆき、より削ったほうが美味しいイメージを持っている人もいるかもしれません。
これはお米の表面にあるたんぱく質や脂質といった不要な部分、つまりお酒の雑味となる部分を取り除くことでいわゆる「きれいなお酒」を醸せるためです。
ちなみに精米歩合とは、お米を削って残ったお米の割り合い(%)になります。
原料が米と米麴のみの場合、
といった名称の違いがあり、その味わいはお米を磨かない純米酒ほど濃醇さ(深みやコク)を感じ、お米を磨く純米大吟醸酒になると軽快さ(きれいさ)を感じます。
では1%しか磨いていないお米で日本酒を醸すと…?
冊子の文章を抜粋すると、
このような常軌を逸した原料で美味い酒を造るには、大変な技量が必要となる。
社内でも「99%純米」は時期尚早ではないかという声があった。
しかし頒布会の「やったれ精神」に基づいて、うっかりやってしまったのが本作である。
といった記載がありました。
つまり、磨いたお米で美味い酒を造るよりも「磨かないお米で美味い酒を実現する」方が難しいのです。
一体どんな味わいに仕上がっているのか?とっても気になる内容のお酒となっています。
こちらは新政頒布会5月分の2本目で、問題作と話題の「食べる」涅槃龜(にるがめ)です。
2本目というか、2缶目…?
「食べる」レベルの濃さのお酒となったため瓶に入れることは困難ということで、缶詰文化のある秋田県らしく「缶入り」バージョンにての提供となりました。
今回の作品は数年前に「食べる日本酒」を極小リリースしたことがきっかけで、その製法を大幅に改善し再リリースとなりました。
「食べておいしい酒」というコンセプトを最大限に発揮するために、お米をあまり磨かない涅槃龜(にるがめ)ベースとなっています。
その精米歩合は88%。
通常の涅槃龜ベースであるということが分かります。
そして、玄人向けの「試作品」とのことで頒布会のお酒ならではの楽しみがありますよね。
この姿に、個人の人であれば「面白い!」「なにそれ!」「楽しみ!」といった印象を持った人も多いのではないでしょうか。
ですが、飲食店さんの場合「どうやって提供しよう…」と悩まれたお店の方も多かったかもしれません。
安心してください。
食べる涅槃龜の食べ方というレシピが一緒に同梱されていました。
レシピは新政酒造の木桶職人でもある「相馬佳暁」さんと杜氏の「植松誠人」さんが考案された「全5種類のレシピ」が記載されていました。
その内容は
の5種類です。
フルーツを使っているものが多い印象で、作り方も簡単。
普段フルーツを食べないわたしも「やってみよう!」と思うような内容となっていました。
相馬さんのTwitterでは「皆さんの食べ方も知りたい」と発信されていたため、上記以外にも自分でレシピを考案するのも楽しいかもしれません。
「どんな味わいの日本酒なのか?」
これはもう、食べて(飲んで)みてしか分からないため早速、味わってゆきたいと思います。
飲み比べと書きましたが、内容が内容のため実際は別々の日に味わっています。
実は「涅槃龜」を飲むのは2回目です。
初めてのニルガメは、EXILEの橘ケンチさんとのコラボ酒「涅槃龜橘」(にるがめたちばな)でした。
通常のにるがめは、昨年1本だけ購入できましたが「寝かせたほうが良い」という話を聞き日本酒セラーにて現在も保管をしています。
99%の涅槃龜、そして食べる涅槃龜…果たしてどんな味わいの日本酒だったのか?
書いてゆきたいと思います。
先に開けたのはこちらです。
缶詰ということで、缶の中では発酵が続いていて、開栓したらもっと発酵が進みますし消費期限は「2022年8月末日」という生酒です。
これはもうスッと開けるしかないですよね。
そして、食べる涅槃龜の食べ方レシピも付いてるということでいろいろと買ってきました。
※ぶどうとマスカットは「吟醸香の特訓用」としてついでに購入した為、使用していません。
折角なので、全部のレシピを試そうと思いましたが冊子の裏面にある「さわやか味噌和え」を逃していたためこちらは試していません。
写真をいっぱい撮ったので、写真と共に見てゆきたいと思います。
缶の蓋には消費期限のシールが。
シールを取ると、見た目はサバ缶とかツナ缶ですよね。
開けるとこんな感じで「トロリ(ドロリ?)」としていることが分かります。
スプーンですくってみると、見た目は「お粥」です。
そのまま飲みたいので、グラスに入れてゆきます。
お米の粒がしっかりと残っていますね。
ひとまず味見なのでこれくらいにしておきます。
横から見るとこんな感じ。
香りは、酸味爽やかさがあり、甘酒っぽい甘さとお米の感じが香ります。
飲むと、もぐもぐ!
そして、レモンや青梅のようなしっかりとした酸味があります。
でも、柑橘系の甘みがあるので「酸っぱい」感じではありません。
食感は、甘酒のようにトロトロとモッタリした感じではなく、爽やかなモグモグ系です。
お米がドロドロしてなくて、芯のある食感がありモグモグしてて面白いし楽しめます。
その芯のある感じが、スッキリ感やさっぱりさをUPさせてくれるのでやはり面白いです。
食べた後は、後口の余韻に「お酒呑みました」という感じが残るため「あぁ、これは日本酒だった」と改めて思いました。
用意するのは
です。
メロンとグレープフルーツそれぞれで作ってみました。
それぞれフルーツに食べるニルガメをかけて、ドライフルーツとカシューナッツをトッピングします。
(黒コショウはお好みで)
なるほど!
食べる涅槃龜がメロンの甘みに負けてしまう感じがあります。
と、思いきや最後に食べるニルガメの酸味がふわ―っとやって来て広がるため甘過ぎずに美味しいです。
そして、ドライフルーツの甘さに涅槃龜の甘みがめちゃ合います!
カシューナッツのアクセントもよし!
グレフルの酸味と苦味に涅槃龜の酸味が合わさり、柑橘の爽やかさが美味しいです。
かなり酸味爽やかになりますが、ドライフルーツの甘さがニルガメの甘みを広げてくれるので良いアクセントになります。
最初は、メロンとグレープフルーツを別々で食べていましたが、これ、一緒に一つのお皿で食べたほうが美味しいことに気付きました。
メロンは甘すぎる一面があるため、酸味がUPするグレフルと交互に食べると丁度いい感じです。
ひとつのお皿に合わせたら、それぞれの果汁も合わさり理想的な味わいになりました。
フルーツの白和えを作る際は、甘い果物・酸味のある果物の2種類を入れてあげると良いかと思います。
そして、フラックペッパーは最初からかけるのではなく味変としてGOODでした!
ですがこの食べ方は「フルーツがメイン」となるため「食べる涅槃龜」は脇役な感じとになりました。
続きましてとっても簡単なニルガメチーズを!
用意するのは
チーズにニルガメをかけるだけの一品ですが、今回はカマンベールチーズとKiri(キリ)クリームチーズの2種類にしてみました。
なんと!
このカマンベールチーズ、結構しょっぱさがあるチーズでした。
そのためニルガメの甘さが増します。
甘じょっぱい感じになり、お酒の柑橘さもあるため美味しいです。
キリは甘いので、甘い×甘い組み合わせですがお酒の酸味が良い感じに合います。
甘酸になりとても好き!
チーズ良いですね!とても良いツマミになります。
お酒のモグモグ感もあるため、チーズと一緒にしっかり噛んで味わえるのもGOOD!
わたしはカマンベールチーズよりもキリの方が好きでした。
デザート感覚に楽しめます。
しょっぱくないカマンベールチーズも試してみたいなぁと思いました。
あ!黒コショウかけるの忘れてました(食べ切っちゃった笑)
用意するのは
です。
ドライのミックスベリーが無かったので、ドライフルーツで代用しました。
それらを器に盛って、冷凍庫で冷やすこと2時間…
レシピには1時間ごとにザックリ混ぜるのを3~5回となっていましたが、2時間に1回でもイイ感じのシャーベット風に仕上がりました。
シャクシャクして美味しい!
ドライフルーツと一緒に食べると、梅酒みたいなニュアンスが出ました。
え、ベリーなのに梅酒なのだが?
ですが、甘くてとっても美味しいです。
そして1番「食べる涅槃龜をメイン」として味わえるレシピだと思いました。
え、シャーベットめっちゃ旨いです。
食感も好き。
ここまで3種類のレシピを試してみましたが、再びそのままの食べる涅槃龜を味わってみたいと思います。
平盃に変更したのは、深さのあるグラスだと飲み難いからです。
やはり、飲みやすくなったし食べやすくなりました。
酸味の感じがとても美味しいです。
モグモグとゆっくり味わっていたいです。
旨味たっぷりで、これだけで食べたい(飲みたい)とも思いましたが、一気に飲むものでは無いです。
そのため、レシピ付きで本当に良かったなぁと思いました。
多分、この缶だけだったら結構困ったかと思います。
いろいろな楽しみ方が出来て面白いし、愉しいです。
でもやっぱり、これだけで飲むと濃ゆいです!たっぷり感も半端ない!
まだまだ残っていますが、あとは明日また食べて(飲んで)みたいと思います。
缶詰のため蓋が無い…ということで、口にラップを3重にして輪ゴムで止めて冷蔵庫で保管をしていました。
缶って開けたら困っちゃいますね( ´ω` ; )
今日はスムージーを試したいと思います。
用意するのは
です。
食べる涅槃龜の内容量は「400ml」これまでのレシピで使う量は「適量」でしたが、スムージーは「100g」とガッツリ使ってゆくレシピとなります。
完成したスムージーはこちら。
出番の無かったキウイを添えてみました。
うん、普通に美味しいです。
リンゴの繊維が少し残っているのでシャクシャク感がありつつ、バナナのもったりとした甘みとリンゴの酸味。
にるがめの甘酸に合うのかしら?
まろやかさも感じます。
ですが、このスムージーで食べる涅槃龜を楽しめているか?と聞かれたら「リンゴとバナナがメイン」な印象が強いです。
100gも入れたのに!
とっても美味しいのですが、やはり食べる涅槃龜をメインで楽しむなら「ソルベ」が1番かもしません。
保存方法は前回と同様、蓋の代わりにラップ&輪ゴムです。
味わいに変化はあったのでしょうか?
早速飲んでみると、発酵が進んだのか酸味がキュン!とUPしました。
そこに甘さが寄り添います。
このキュンキュンな酸味はとっても好きです。
爽やかで、きれいさもあります。
お米はやはりモグモグで、溶けすぎずに芯の食感を楽しめるのが良いです。
甘みよりスッキリと酸味さっぱりさがあるため、くどさや重たさはありません。
ですが、平盃1杯でかなり満足感があるため1度にたくさん飲みたいとは思わないですね。
今日がラストとなります。
味わいの変化を見たくて4日目まで残していました。
飲んでみると、酸味が美味しいです。
そして流石に4日目となると、発酵が進んだのかこれまでとは違い「お粥感がUP」しました。
お米の芯の感じはありますが、これまでよりもお粥のようにトロッとした舌触りが印象的になりました。
ちょっと食べる涅槃龜の開栓後の保管の限界を感じました。
3日目までとは違うトロトロ感があります。
甘さもお粥のように素朴なお米の甘さとなめらかさが出ました。
酸味主体のイメージは変わりません。
青りんごとか梅とか爽やか系の酸味で、梅酒の梅っぽさをハッキリ感じるようになりました。
4日目の味わいも美味しいのですが、開栓直後のフレッシュさを楽しむならやはり早めの消費が良いかなぁと感じました。
でもやっぱり好きな味わいです。
飲みながらモグモグと楽しめるお酒。
とっても美味しかったです。
ごちそうさまでした!
続いてはこちらです。
1%しか磨いていない、ほぼ玄米の日本酒。
わたし自身も精米歩合99%の日本酒は初体験となります。
どんな味わいとなっているのか?
早速、開栓してゆきたいと思います。
かなり黄色!
新政酒造さんのお酒でこんなに黄色いのは初めてかもしれません。
涅槃龜橘(にるがめたちばな)も黄色でしたが、それよりもハッキリ色づいています。
柑橘や梨、梅っぽい清涼感のある酸味。
そして甘みがギュッと詰まったような香りです。
甘みはかなり濃く、厚みのある甘さが香ります。
甘い!
からのスッキリ?さっぱり?
中盤にジワ~~っと酸味なのか、何かが暴れます。
あ!これは木です!
スッキリさのある木の香りが鼻を抜けてゆき、残ります。
飲み口の甘さは柑橘っぽいですが、苦味や木のニュアンスがワーッと口の中で騒いでいく感じがあります。
後口はキレ…ではありませんが、スッキリしつつ木のニュアンスが残ります。
甘みは最初にかなりの甘さがギュン!とやってきますが後に全く残りません。
とても個性的です。
重心はしっかりしていて旨みの要素が多いのに、軽さもある。不思議なお酒です。
好みは分かれるのかしら?
わたしは「食べる涅槃龜」の方が比べると好みでした。
ですが、99%精米なのにとてもきれいです。
渋み?苦味?がアタックの甘みの後に舌を刺激してゆきます。
酸味の感じは梅っぽいかしら?
料理と一緒もとっても美味しくいただけます。
食中酒としてもGOOD!
飲んでいると、果物の味がするのですが…
メロン…マスカット…うーん。
あ!バナナ!?
バナナが一番近いかもしれません。
甘すぎなくて酸&苦。
旨みたっぷりのとても美味しいお酒でした。
ひとりで飲むのがもったいなくて、日本酒好きの人にも飲んでもらいましたが
「濃さと旨みがすごいのにキレイでめちゃくちゃ美味しい」
と大絶賛していました。
めっちゃ好きじゃん!
美味しいお酒をありがとうございます( ´人` )
ごちそうさまでした。
新政頒布会2022年、5月分の「食べる涅槃龜」「涅槃龜99%」を飲んで(食べて)みて
食べる涅槃龜は
涅槃龜99%は
といった感じでした。
今回の頒布会はどちらも個性的で、普段では体験できない日本酒を味わうことが出来ました。
通常の涅槃龜(にるがめ)を飲んでいないため、しっかり比べられないのですが「濃い」体験が出来たと思います。
やはり頒布会のお酒は面白いですね!
新政酒造さんの日本酒は蔵での直接販売をしていません。
そのため、特約販売店さんにての購入が必要ですが新政特別頒布会のお酒に関しては
といった入手難易度がかなり高いお酒となっています。
その入手難易度は年々上がっているため、わたしも今回の頒布会のお酒は諦めていました。
ですが酒販店さんのご厚意で購入させていただくことができました。
新政酒造さんの特別な日本酒を購入するには「酒販店さんとの信頼関係」が必要になります。
というお酒では無いため、まずは信頼関係を築くことが大切です。
一部の特約店さんは下記のJSP(ジャパン・サケ・ショウチュウ・プラットフォーム)の公式ページより確認ができますので参考にしてみてください。
なお、「頒布会用」の日本酒は基本的に5月分が購入できた人は6月、7月と3ヶ月連続で購入が可能ですが、酒販店さんによっても異なる場合があります。
単月で販売をしている場合もありますので、要ご確認ください。
新政特別頒布会のお酒を抽選にて販売してくださる酒販店さんもあります。
ですが例年であれば、発売後にも案内があるところ今年は見掛けていません。
それだけ各特約店さんへの入荷数に限りがあったのではと思います。
年々購入が難しくなっているのが現状ですので「買えないもの」と諦めることも必要かもしれません。
「でもやっぱり飲みたい!」
という方は飲食店さんへ行きましょう!
SNSで入荷情報などを掲載してくれているお店も多くありますので
【新政頒布会】
などのキーワードで検索するとヒットさせることができます。
見つけた際はぜひ、問い合わせてみてください。
今回のノベルティは
でした。
手ぬぐいは大好きな陽乃鳥(ひのとり)一択でしたが、見事引き当てることが出来ました。
とっても嬉しかったです。
来月のノベルティは「プライベートラボボトルのミニチュアキーホルダー」が来るようですのでこちらも楽しみに待ちたいと思います。
「まんさくの花」の影響。頒布会用のキーホルダーです。こう見ると、亜麻猫の瓶の色はやり直しですね。けど、けっこう造りこんであってすごいなとと思います。 pic.twitter.com/Dvr9MQSb3S
— 新政酒造 佐藤祐輔 (@aramasayamayu) June 6, 2022
5月の頒布会のデータは下記の通りです。
品目 :日本酒(純米酒)
内容量 :720ml
特殊製法 :低精白酒
アルコール分 :14度
原材料名 :米(秋田県産)、米麹(秋田県産米)
原料米 :秋田市鵜養産酒こまち(自社田・無農薬栽培)
精米歩合 :99%(掛米、麹米ともに)
原料米収穫年度:2021年
醸造年度 :令和3酒造年度(2021-2022)
使用酵母 :きょうかい6号
仕込容器 :木桶(1号・2号・3号)
日本酒度 :ふつう
酸度 :まあまあ高い
アミノ酸 :うちとしてはかなり高い
杜氏名 :植松誠人
使用瓶 :立花附長筒酒入
品目 :日本酒(純米酒)
内容量 :400ml
アルコール分 :8度
原材料名 :米(秋田県産)、米麹(秋田県産米)
原料米 :秋田市鵜養産酒こまち(自社田・無農薬栽培)
精米歩合 :88%(掛米、麹米ともに)
原料米収穫年度:2021年
醸造年度 :令和3酒造年度(2021-2022)
使用酵母 :きょうかい6号
日本酒度 :この状態では計測できない
酸度 :けっこうある
アミノ酸 :すごい高い
杜氏名 :植松誠人
使用容器 :缶入り
価格 :上記2本で、4,500円(税込み)
製造者 :新政酒造株式会社/秋田県秋田市大町6丁目2番35号
公式サイト :http://www.aramasa.jp/
Twitter :https://twitter.com/aramasayamayu
新政特別頒布会【6月分】は
とスパークリング酒が2本登場します。
プライベートラボの中でも飲める機会の少ないお酒たちのエクストリームバージョンなのでとっても愉しみです。
\新政特別頒布会2022【6月分】/