画像引用:https://fermentopia2023.com/
来たる6月6日(火)の「新政の日」に合わせ、2023年の今年は秋田県秋田市にある「新政酒造」さんが主催となり企画・運営する
が6月6日(火)~11日(日)までの計6日間・開催されます。
こちらは、ただの日本酒イベントではなく
「発酵のちからは、おいしさの先を目指してゆく」
というテーマで、発酵のすばらしさを楽しみながら感じられる場とし平日は毎日開催されるさまざまなワークショップやシンポジウムに参加することが可能です。
さらに、週末(土日)の2日間はFestival Phase(フェスティバル フェーズ)として野外会場にて料理やDJによる音楽と共に新政酒造さんの日本酒を愉しむことが出来ます。
既に「前売り券」は販売終了となっていますが、
\一体どんなイベントなのか?/
分かり難い点もありましたので、ここで一度まとめてゆきたいと思います。
まず今回のイベントで注目する点は3つあります。
です。
どんな内容なのか?
早速見てゆきたいと思います。
6月6日(火)~6月9日(金)までの4日間はアカデミックフェーズとして、
にて発酵とその周辺の題材を扱う
からなる平日の部となっています。
平日の開催時間は「14:30~21:30」までの7時間となりますが、
とのことで、入場するには「フード、ワークショップ、シンポジウムなど」いずれかのプログラムを組み込んがチケットが必要です。
また、全日販売される
の購入や販売エリアに入るのにもチケット(入場券/リストバンド)が必要になります。
※平日の前売券の発売は既に~ 5/25 9amにて販売終了しています。
なお、平日のチケット購入者は「3杯のドリンクチケット」が付いています。
お酒のおかわりや軽食、グッズを購入希望の場合は「キャッシュレス決済」にて購入可能です。
当日現金は不可のためご注意ください。
そして、
が日替わりで異なり、平日毎日参加しても楽しめる内容となっています。
こちら、どんな内容となっているのかそれぞれの日程別にまとめてゆきたいと思います。
提供ドリンク
時間帯によって飲めるお酒が異なるため、飲みたいお酒に合わせて来場するのが良いかと思います。
全部飲みたいですが、火曜日は特に「タンジェリン」は見逃せないのでは?と思います。
6月6日(火)の特別企画
陶芸家・田村一さんを講師に迎え、日本酒を美味しく飲むための器を作る貴重な体験授業。
ご自身で作成した器は後日、自宅に送付となり「自分だけのオリジナル酒器」を作成できる内容となっています。
新政酒造さんと縁の深い業界関係者による、分かりやすく言うと「新政トーーク!」。
深い話が聞けちゃう貴重な場で、新政酒造さんの魅力をより知れちゃうトークセッションです。
登壇者
司会
振舞い酒(提供酒)
トークセッションとシンポジウムには貴重な「振舞い酒」が用意されています。
こちらの陽乃鳥(ひのとり)の直汲は、先日Ăn Đi (アンディ)で行われたペアリングイベントで提供されたものなのでは?と思っています。
(とっても美味しかったです)
\【UTAGE】ペアリングディナーイベント/
日本を代表する「建築家」を迎えたシンポジウム(討論会)
地方都市における建築家の役割や、地方都市の文化の要である酒蔵のあり方などを包括的に語り合います。
登壇者
司会
振舞い酒(提供酒)
冨田酒造さんの醸す「木ノ環」(きのわ)木桶仕込み&生酛のお酒の特別版を楽しむことができます。
講談社モーニングで連載している漫画・宇宙兄弟の作者である小山宙哉さんを迎えたプログラム。
発酵や酒造りとの共通点・マクロコスモスとミクロコスモスの交差するポイントから宇宙兄弟の誕生秘話などについて語ります。
…佐藤さんは宇宙兄弟のファン…ということなのでしょうか?
そして「6月6日」は宇宙兄弟の主人公である兄(南波 六太)の「ムッタの日」でもあります。
\つまり、そういうことなのか?!/
(どういうこと!?)
登壇者
振舞い酒(提供酒)
U-typeって宇宙タイプですよね?それとも宇宙兄弟タイプ?
他の酒蔵さんの日本酒には「酵母を宇宙に打ち上げて、宇宙を旅した酵母と酒米で醸されたお酒」というものもあるため「何typeなのか」とっても気になります。
日本を代表する焼鳥店・鳥しきさんによるスペシャルフード
提供ドリンク
提供ドリンクは毎日提供される限定酒と日替わりのものがあります。
2日目で特に気になる1本は「紫八咫 2020」になるのでは?(貴醸酒を貴醸酒で仕込んだお酒)と思います。
(もちろん全部飲みたいですが、あえて選ぶなら)
6月7日(水)の特別企画
新政酒造執行役員として木桶工房の運営を行う相馬佳暁さんを講師に迎え、最新の木桶についてとことん学べる貴重な特別授業です。
参加者は最後の思い出に「新政木桶46号秋田杉のそこ裏に名前を書ける」という貴重な体験付きとなっています。
また、試飲として温度制御タンクのS-type・木桶仕込みのS-type飲み比べ付きです。
イベント2日目の7日はワークショップが2種類同時並行で開催されます。
「最高の日本酒を飲むべき器が、ワイングラスで良いのか?」
見えざるピンクのユニコーンをいかに飲むかと、講師である住吉酒店・天酒堂の庄島健泰さんが開発した酒碗についてなど学べる贅沢な講義です。
見えピンや手間暇かかったお酒をグラスと酒碗で飲み比べ、驚愕できる1時間となっています。
日本の発酵文化には欠かせない杉の木桶や樽。
その文化を守らんとして奮闘する第一人者たちの、生の声、生の活動の記録をお届けします。
登壇者
司会
振舞い酒(提供酒)
剣菱(けんびし)は、日本酒を飲まない人も飲む人も誰もが知る日本酒ではないでしょうか?
そんな剣菱の最高級酒にして期間限定商品の「黒松剣菱瑞祥」を楽しむことができます。
日本酒の魅力に憑りつかれ、独自の日本酒のサービスをてがけるようにまでなった著名人が集結。
日本酒の「好き!」を語り合う特別な時間です。
登壇者
司会
振舞い酒(提供酒)
出ました!橘ケンチさん×新政酒造さんのコラボ酒。
お二人のコラボを知ったのは「涅槃亀橘」(にるがめたちばな)が初でしたが、天蛙橘(あまがえるたちばな)とっても飲みたいです!
\抽選に当選!涅槃亀橘を飲んだ感想/
イタリア料理のシェフ兼オーナーである鳥羽周作さんが経営するo/sioによるスペシャルフード
提供ドリンク
3日目で特に飲んでおきたい1本は、販売が終了となってしまったColorsの1本「ラピス 2020」になるのでは?と思います。
もう一度、あの味を確かめたい!という人には必見です。
6月8日(木)の特別企画
日本酒と料理のペアリングと言えば、日本酒ファンからも支持される「千葉麻里絵」さん。
そのペアリング術の理論と実践を余すことなく間近に学べる貴重な講義です。
「発酵×ヘヴィメタル?」
多くの人が疑問に持つであろうこちらの組み合わせかもしれませんが、新政ファンであれば知る人ぞ知る熱い想いがここにある!な1時間です。
登壇者
振舞い酒(提供酒)
どちらも飲んだことの無いお酒です…(ゴクリ)
日々進化し続ける日本酒の世界。
独自の取り組みで奮闘し続ける若手経営者たちの考えに触れるシンポジウム。
登壇者
司会
振舞い酒(提供酒)
「よく広告で見る高級な日本酒」
SAKE HUNDREDに対してのわたしのイメージなのですが、飲んだことが無いためどんな味わいなのか気になります。
日本を代表する平成の江戸前鮨職人「すし匠」の中澤圭二さんを迎えたシンポジウム。
アメリカで鮨を握ること、土着の素材にこだわることの意味とはなにか。
世界における新しい食の世界の展望と、そこにある日本酒の姿も合わせて語る濃厚な1時間。
登壇者
司会
振舞い酒(提供酒)
飲めたら幸せ気分を体感できること間違いなし!わたしも見えピンとっても好きです。
すし匠NY限定とのことですが、比べられるほど見えざるピンクのユニコーンを飲んだことのある人は居るのでしょうか…果たして。
日本酒界のカリスマ・千葉麻里絵さんがオーナーを務めるEUREKA!(ユリーカ)によるスペシャルフード
提供ドリンク
平日ラストの提供ドリンク!
4日目で特に気になる1本は、やはり「涅槃亀 10周年記念酒 玄米仕込 2022 生酒」になるのでは?と思います。
いろいろスゴイ内容となっており、販売の際は超限定酒になるかと思いますのでここで1度飲んでおきたい1杯だと思います。
6月9日(金)の特別企画
まだ、燗酒の真髄を知らない人たちへ送る。
伝説の燗酒師・多田正樹さんによる「最高の燗」を楽しむ1時間です。燗酒ってとっても美味しいですよね(大好きです)
秋田市の外れにある山間農村「鵜養」(うやしない)。
新政酒造さんの日本酒が好きな人であれば「鵜養」について興味のある方も多いのではないでしょうか。
日本設計の元社長・池田武邦が生前、足繁く訪れた場所でもあり、そんな池田さんにゆかりのある人々が集い鵜養を通して、農村文化の未来を語りあう貴重なシンポジウムです。
登壇者
振舞い酒(提供酒)
農民芸術概論(のうみんげいじゅつがいろん)は、鵜養にて無農薬無肥料で造られた「陸羽132号」という酒米で醸される日本酒です。
通常なら3年ほど蔵で寝かせて出荷されるお酒ですが、出来立てほやほやを楽しめる機会となります。
栽培醸造家。それは、酒の造り手であるとともに、農家でもある存在。
最高の酒を造るため、無農薬栽培に取り組むようになった三人の重要人物をお招きして、その自然観や揺るがぬポリシーを語りあう時間です。
登壇者
司会
振舞い酒(提供酒)
寺田本家さんは「五人娘」や「むすひ」を醸している酒蔵さんで、仁井田本家さんは「にいだしぜんしゅ」を醸されています。
どちらもスペシャルなお酒を楽しむことができます。
ワイン、どぶろく、日本酒。山梨、岩手、秋田。
3つの異なる視点から、農と醸が織りなすジャンルを超えた未来の「酒」の姿を夢想しあう、刺激的な時間です。
登壇者
司会
振舞い酒(提供酒)
わたくしワインのことはほとんど知らないのですが、山梨県にあるボーペイサージュさんの幻のナチュールワインを楽しむことができます。
ワインソムリエの大越さんがオーナーを務めるカジュアルモダンベトナム料理店Ăn Cơm(アンコム)によるスペシャルフード
以上が平日のアカデミック・フェーズの内容となります。
前売券の販売は5月17日(水)の12時からとなりました。
発売スタートの際、アクセスが中々うまくいかなくて売切れが出る中、焦ったわたしは内容をよく確認せずに「とりあえずGETした!」というチケットがありました。
今回記事としてまとめることにより「こういう内容でこんな人たちが来られるのか…」と再確認できて良かったです。
また、前売券の販売は終了していますがいくつかのシンポジウムの席に余りがあるとのことです。
こちらは入場者(前売りを買って入場券を持っている人)に当日追加で観覧券を販売するとアナウンスがありましたので気になる方は当日チェックしてみてください。
なお、提供予定のお酒の内容は、予告なく変更となることもありますので公式サイトで随時ご確認ください。
平日よりも、やはりこちらの方が人もたくさんで大盛況となるのではないでしょうか。
6月10日(土)11(日)の週末の2日間はフェスティバルフェーズとして場所を
に移し
を楽しむことのできるお祭りとなっています。
こちらも既に前売りチケットは完売しましたが「当日券」が土日の2日間発売決定となりました。
※前売券は、2,500円(税込)でした。
前売券には何種類かプランがありましたが、全ての購入者で統一の内容は
という点です。
ウェルカムドリンクは「No.6 A-type 2022」となっています。
必要なコイン枚数は「4枚」「3枚」「2枚」とお酒によって異なりますので、指定の場所で追加コインを購入して楽しむことができます。
なお、土曜日と日曜日で開催時間が異なりますのでご注意ください。
提供されるお酒は6月1日現在「未定」のものなどもあり、変更もあるかと思いますので随時公式サイトにてご確認ください。
今回、お酒の提供があるブースは3種類あります。
どんな感じに並んでお酒が提供されるのかは当日行ってみないと分かりませんが、これまでに開催された
では
という「とにかく並ぶ」&「人気酒は直ぐ無くなっちゃう」というイメージが大きくありました。
今回きっといろいろと改善されている事かと思いますが、
が一番の注意点になるのでは?と思います。
そのため、公式サイトにあるお酒のタイムテーブルは印刷して飲みたいお酒に色を付けて握りしめておくのが良いかもしれません…
※提供されるお酒は本決まりでは無いため、イベント当日に再チェックが必要です。
また、
のため、こちらも注意が必要です。
\ナマハゲフェスティバルの様子はこちら/
画像引用:https://fermentopia2023.com/
今回、メインとなるであろう限定酒は3種類あります。
それぞれどんなお酒なのか、簡単に説明してゆきたいと思います。
今回のFermentopia 2023のイベント限定酒として醸されたNo.6です。
という特徴のある日本酒になっています。
元禄仕込みで醸すことにより、濃厚な酸味と旨味が楽しめるボリューミーなスタイルに仕上がったとのことです。
新政酒造さんの「元禄仕込み」の日本酒は
がこれまでに発売されおり、飲んだことのある方もいるのではないでしょうか?
どんな味わいのお酒なのか?はイベントぜひで確かめてみてください。
また、土日のフェスティバルフェーズでは
も提供があるため、その時間帯は要チェックとなります。
\ユリイカについて/
新政酒造さんの蔵で発祥した「6号酵母」にちなみ「6月6日」を「新政の日」とし、2018年より記念酒が毎年発売されてます。
それが「No.6 A-type」になります。
今回のイベントは6月6日~開催ということで、No.6 A-typeは乾杯酒になるのではないでしょうか?
※こちらのお酒は数量限定ですが各特約店さんにも入荷します。
スペックの詳細はまだ公開されていないため分かりませんが
と通常タイプとは別のタイプも存在します。
スパークは新政頒布会のお酒のため、今回のイベントで飲むことが出来ませんがダイレクトパスは土日に飲めますのでチェックしてみてください。
\No.6 A-typeとは?/
Colors(カラーズ)とは、秋田県産の酒米の味わいを存分に愉しめるように醸された「火入れ」のお酒です。
黄色ではなく、山吹色のラベルの「タンジェリン」は
という酒米を使用して醸された新登場となる日本酒です。
かつて、タンジェリンは「吟の精」という酒米のシンボルカラーとして使用されていたという過去があります。
吟の精のタンジェリンの販売は終了していますが、香味に共通性があるということからフクノハナに山吹色(タンジェリン)のシンボルカラーが引き継がれました。
なお現在、美郷錦という酒米で醸されているヴィリジアン(緑のラベル)は今後無くなる予定で、その代わりにタンジェリンがレギュラー化する予定となっています。
タンジェリンは今回飲めなくても、いずれ身近な存在になるのではないでしょうか。
なお
のお酒が、6月1日現在のタイムテーブルによると「日曜日」に飲むことができます。
提供されるお酒は変動もあるとのことですので、飲みたい人は随時要チェックが必要です。
今回、IMADEYAオンラインストアにて発売された「前売り券」のチケット購入特典として
の抽選販売に参加することが出来ました。
こちらは
といった内容にて抽選販売が行われますので、前売券を購入された方は楽しみに待ちましょう!
毎週木曜日に蔵元直送の特別な限定酒を販売している「UTAGE」というサイトをご存じでしょうか?
こちらの
となっています。
6月1日現在は、COMING SOONとなっているためお酒の内容を知ることは出来ませんが「3種類の限定酒いずれかなのでは?」と予測ができます。
こちらも要チェックが必要です。
今回、新政酒造さんイベント「Fermentopia 2023」について開催前の情報をまとめてみました。
書いてみると
\ボリュームがすっごい!/
ということで、土日の内容に関してはほとんど端折っています。
(スペシャル系の前売券に関してなど)
また、
という点は再度アナウンスしておきたいと思います。
また実際のイベント内容に関しては別の記事で書きたいと思いますので、興味のある方はそちらもチェックしてみてください。
\イベントに参加してきました!/