日本酒には沢山の銘柄や種類があります。
国税庁の令和3年調査分によると、日本酒(清酒)の製造免許を持っている酒蔵さんは全国に「1,164」と年々減少傾向にありますが
\1,000蔵以上で日本酒が醸されている/
というのが現状です。
1つの酒蔵さんでも数種類の銘柄(ブランド)を醸されていることから、日本酒を「種類」で見るとさらに膨大な数になります。
その約1,000蔵の中でも、
として選ばれる1本に「十四代」と呼ばれるプレミアムな日本酒があります。
こちらの記事では、正規価格での入手難易度が高い貴重な銘柄の筆頭格である「十四代」について、その入手方法をまとめてゆきたいと思います。
十四代をインターネットで検索すると、目を擦りたくなるくらい高い価格を見たことのある人も多いのではないでしょうか。
例えば「十四代 本丸 秘伝玉返し 」
こちらの日本酒は十四代の中でも定番の1本で本醸造のお酒です。
そのお酒が定価2,000円程に対し、ネットのプレミアム価格では40,000円以上!
こちらは全て転売価格になります。
これは「需要」に対して「供給」が全くないことを意味しており、ネットで定価で買えるお店を見つけることは困難です。
それも、十四代を醸している山形県にある高木酒造さんは「いくら人気になっても生産量は増やさない」という蔵元さんの意向がありその生産数が少なく限られているためです。
また、高木酒造さんは自社のホームページを持っていない(自社発信がない)というのも大きな要因となります。
そのため、いくら調べても「購入方法」まで辿り着かない…
つまり、一般の人は一体全体どうやって買ったらいいのか、どこで売っているのかよく分からない…という日本酒が十四代なのです。
正に「幻の日本酒」です。
そのため「プレミア価格でも買いたい人」が増えてしまい、オークションや転売サイト、お酒の買い取り専門店でも価値のある日本酒として扱われています。
当サイトでは、入手困難と言われる
などのお酒を実際に自分で調査をし、(時にはネットを駆使し)自分の足で購入をしてきました。
ですが、十四代は「本当にどう買ったらいいのか良く分からない」ということもあり「いつか買えればいいな…」と思っていたお酒でした。
そして前回【十四代 特吟】という300mlの可愛いボトルを買えたことにより、解っている範囲で一度まとめてみるか…というのがこちらの記事です。
わたしが知る限りの方法となりますが十四代を定価で買う方法は、
の4つになります。
十四代は、基本的に店頭に並ぶことの無いお酒です。
つまり、お店に行けば買える…というお酒では無いため注意が必要です。
また、十四代が単体で販売されることもほぼ無く「他の日本酒を購入することにより、十四代を購入できる権利を貰える」といったイメージになります。
そのため「特約店さん」(取り扱い販売店さん)を知り、そこに通うことが基本の購入方法です。
時間も掛かるし、お金も掛かる。
十四代は「そこまでしないと買えない」日本酒であることが調べてみて分かりました。
そして基本的に「買える種類も選べない」です。
その時に置いてあった十四代を購入するというイメージになるのではないでしょうか。
\なんだか面倒くさい!/
と思ったあなた、安心してください。日本酒の沼に入らなくて済みます!(今すぐ現実へ戻るのです…)
それでも買いたい!というあなたは続きをどうぞ。
↓ ↓ ↓ ↓
こちらはお店によって異なりますが、
というものになります。
注意点としては
という点です。
例えば、下記の取り扱い酒販店さんは「ポイント制」にて十四代を購入することが可能です。
ポイントに関しても詳しくサイトへ記載してくださっていますので、参考にしてみてください。
十四代は抽選で当たった人にしか販売しない!という酒販店さんもあります。
その筆頭は、地酒の聖地として日本酒ファンから有名な「小山商店」さんが挙げられます。
抽選の参加方法は簡単です。
といった流れになります。
抽選に参加できる銘柄は、レジの一番右のボードに記載されています。
注意点としては
という点です。
十四代の他にも、而今や新政のNo.6A-typeや新政頒布会なども抽選を行っていました。
行けば必ず十四代!という訳でもなく、その時により異なり、抽選スパンの確認は取れていないため気になった方はぜひ自分の足で行ってみてください。
またわたし自身での確認は取れていませんが、十四代がまれに店頭に並ぶ…ということもあるようです。
こちらもご自身で行ってぜひ確認をしてみてくださいね。
こちらは酒販店さん独自の企画で
というものです。
注意点としては
という点です。
こちらはインターネットでの検索にヒットしない情報のため酒販店さんの名前は控えさせていただきます。
「販売店さんによってはこういった企画もあるよ」
という紹介になります。
言えることは「お店のメルマガなどは登録しておくと良い」という点です。
シークレットな情報はメルマガなどで公開されているかもしれません。※お店による
こちらは、わたしが初めて自分で十四代を購入した方法です。
たまーーーにSakenomyというサイトで十四代が発売されます。
注意点としては
という点です。
プレミア価格ほど高く無い&蔵元直送という通販サイトのため安心感もあります。
詳しくは下記の記事に書いていますので参考にしてみてください。
\Sakenomyで買えた!初の十四代/
Sakenomyでは定期的に十四代の抽選も行っていますので、公式SNSの投稿やLINEに登録しておくと抽選の情報を入手することが可能です。
わたしの知っている購入方法を書きました。
ですが、自分の住んでいる地域の酒販店さんでなければポイントを貯めることや通う事などは、なかなかに難しいことですよね。
わたしは常々【プレ酒を買うためには近くに特約店さんがある人が有利である】と感じています。
有利という言い方はあまり良くありませんが、分かりやすい表現方法なため使用しました。
裏を返せば【近くに特約店さんが無ければ追う必要は無いよ】ということです。
時間、労力、お金、かなり使います。
そのため「通える前提」が無いのであれば「飲食店さんで飲んだ方が良い」と思っています。
なかなか買えないお酒を追い掛けるのは【疲れる】の一言です。
ですが本当にそのお酒が好きで、家で毎日飲みたいほど好きであれば「その価値」があるため全然追いかけるのは有りだと思います。
全てではありませんが、十四代を取り扱っている特約店さんは下記の通りです。
注意点としては
といった点ですので、まずは「どうしたら購入できるのか」電話よりも実際に行ってみて確認するのがお勧めです。
※電話での問い合わせを受けていない場合もあります
※現在は「特約店」契約が終了している場合もあります
お店を検索した際に、Googleの口コミを見ておくと「どんな酒販店さんなのか?」温度感が分かるかと思いますのでおすすめです。
種類や定価に関してもまとめてみようと思いましたが、
ということで、こちらはまた別の機会にじっくりとまとめてゆきたいと思います。
ちなみに、醸造アルコールの添加された本醸造酒の「十四代 本丸 秘伝玉返し」といったお酒であれば一升瓶は定価の「2,000円台」で購入することが可能です。
1番高価な「十四代 龍泉」の720mlの定価は「15,000円程度」になります。
なかなか出逢うことが叶わない日本酒ですが【ネットのプレミア価格ヤバすぎ】と覚えておくとプレ値で買うのが馬鹿馬鹿しくなるかと思います。
転売は買うのも売るのもダメ・絶対!
お酒の品質の保証も一切ありません。
そのため買えない人は飲食店さんで飲むのが一番楽しめる方法だと思います。
十四代が唯一参加する日本酒イベントなのではないでしょうか?
元サッカー日本代表の中田英寿さんのプロデュースする「CRAFT SAKE WEEK 2023」
となっています。
とっても混むかと思いますが、希少な十四代が飲める機会ですので行ける方はぜひ参加してみてくださいね。
今回は十四代の買い方をまとめてみました。
実はわたしも現在進行中でポイントを貯めているところです。
特約店さんはそんなに近くでは無いため、このペースで貯めると早くて来年…または再来年になるかもなぁと思っています。
お住まいの地域にもよりますが、
がこういったレア酒と呼ばれる日本酒を定価で、そして最短で購入する方法です。
そして、十四代など希少なお酒を追い掛けていると「日本酒を買い過ぎて冷蔵庫に入らない問題」を迎える人も多いかもしれません。
そんな時には、レマコムやさくら製作所、AQUAの日本酒セラーなどを検討すると良いかもしれません。
※わたしはAQUAの日本酒セラーが2台あります…(業者かな?)
気になったあなたは下記の記事も一緒にチェックしてみてくださいね。
\日本酒セラーのおすすめは?/
\日本酒セラーAQUA 口コミレビュー/
当サイトが何かしらの参考になりましたら幸いです。
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