2021年12月24日(金)、12月25日(土)のクリスマスイブとクリスマスの2日間。
東京都江東区豊洲にある「CITABRIA BAYPARK Grill & BAR」(サイタブリア ベイパーク グリル&バー)にて開催された日本酒イベントをご存じでしょうか?
現在「入手困難な銘柄」として大人気な日本酒を醸す、
を開催しました。
ディザン・ノエルとは、
となる日本酒です。
イベント内容やディザンノエルの味わいはどんなものだったのでしょうか?
ここでは、ナマハゲフェスティバル略して「ナマフェス」について書いてゆきたいと思います。
今回発売となったディザン・ノエル(クリスマスタイプ)を含む、歴代銘酒やヴィンテージ銘柄など新政酒造さんの醸す日本酒を100種類飲み比べできるイベント!
といった内容で、
のイベントとなりました。
開始時間はそれぞれ異なり、
入場に関しては、
でした。
お酒はバイザグラス(グラス1杯ずつ)にて購入可能で、フードの用意や新政酒造さんの酒粕を使った甘酒やホットチョコレートなども購入可能でした。
飲み比べできるお酒の一部紹介すると
などなど、1度は飲んでおきたい・飲んでみたかったラインナップのお酒が盛りだくさんでした。
提供されるお酒は24日、25日それぞれタイムテーブルが組まれ「1時間ごとに7種類を提供」となっており、1杯の価格は
となります。
そしてパフォーマンスとしてはDJブースが用意されており、日本酒と一緒に音楽も楽しめるイベントとなりました。
12/24(金)に関しては「普段は日本酒を醸す酒蔵の蔵元さん」かつ「DJ経験がある/現役DJもされている」といった方々が担当されました。
静岡県沼津市にある「白隠正宗」(はくいんまさむね)を醸す、高島酒造株式会社さんの蔵元杜氏となる高嶋一孝さんです。
柔道5段、DJとしても活躍されています。
三重県多気郡大台町にある「酒屋八兵衛」(さかやはちべえ)を醸す、元坂酒造株式会社さんの7代目蔵元となる元坂新平さんです。
蔵を継ぐ前は、東京にてDJをされていました。
元「澤屋まつもと(松本酒造)」の杜氏をされていた松本日出彦さん。
現在は京都の地で新たに「日々醸造」(にちにちじょうぞう)という日本酒蔵を新たに創業しました。
2022年春頃に「日日(にちにち)」というブランドの日本酒をリリース予定です。
25日に関しては、新政酒造の8代目蔵元・佐藤祐輔さんもDJとしてパフォーマンスをされました。
わたしは24(金)のみの参戦でしたので、佐藤さんのDJ姿を見れなくて残念です。
今回、当日券の他にIMADEYA(いまでや)さんのオンラインストアにてイベントの「前売り券」が発売されました。
24・25日ともに3種類あり
という内容で最初は「ペアリングコース」を狙っていました。
ですが「こんな機会めったにないので、みんなでわいわいテントプランも良いのでは?」と。
会社の上司に掛け合ったところ「購入出来たらテントプランOK」をいただき
\結果、ポチポチ合戦に勝利!/
1日3組限定のテントプランを無事購入することができました。
その後、社内で参加したい人を集い
の計8名(+おこさま一名)で参加することとなりました。
結論を先に書きますと
です。
自分が新政酒造さんの日本酒を大好きなので、新たに「こういった味わいの日本酒があるんだよ」ということを知ってもらえて嬉しかったです。
ですが、
「普通に買えないんだよ…」
という話もしっかり伝えておきました…。
ラインナップにある限定酒やレア酒はもちろん購入することはできませんが、特にNo.6!君は本当に特約店さんでも見掛けないよね!
特約店さんで購入できることは稀ですが、飲食店さんでは飲めます。
「No.6買えないよ~」と思っているみなさまはぜひ「飲食店さん」に出逢いに行ってみてくださいね。
開場には、テーブル席や立ち飲み席、遊歩道にある階段など座れる場所なども多くありました。
ですが、日が暮れてくると熱源などが遠い場合「寒い」。
そして、席以上に入場した人の数がとても多かったように感じます。
テントプランの場合は、
と、かなりゆとりもあり荷物もテント内に入れておけば安心して動き回れる!(重くない!)といった贅沢仕様となっていました。
お値段も88,000円でしたからね…(24日)
イベント開演時間の16時~22時まで、安心して過ごせる場所をキープできるというのは本当にありがたかったです。
そして、なんといってもキャンプギア(焚火台やテントもろもろ)が「Snow Peak(スノーピーク)」というのも激熱案件でした。
最近、焚火を始めたのですが焚火台はスノーピークを購入しました。
一緒だと嬉しさ倍増(笑)
そして、焚火は何時間でも見ていられるので(わたしにとったら)最&高な空間でした。
1点知らないと「えっ!」となることは、焚火をすると2・3日は頭(髪)から焚火の匂いが取れないということです。
わたしは事前に知っていましたが、みんなに伝えなかったので「えっ!」となっていたかもしれません…(みんな、ごめん…)
テントプラン最大の目的は「席の確保」だと思いますが、もう1点重要なことがあります。
ということです。
このクリスマスタイプのボトルを自身で購入できなかった場合は「会場でバイザグラスで飲めるし開栓せずに持ち帰って記事にしよう…」
と当初は思ったりなんだりしていましたが、いまでやさんの抽選販売に無事当選することができたため「みんなと一緒に乾杯酒」として愉しむことができました。
(いまでやさんに感謝!)
そして、
といった特典(?)もありました。
ですが、わたしは自身は写真を撮ったりグッズを買ったり並んだり・並んだりしていたためひと口も食べることなく終わりました(笑)
どんな料理が付いてきたのかは写真でご確認ください。
感想としては「とにかく忙しくて食べてる暇など無い!」という状況でした。
ちなみに現地で買えるフードや他の飲み物はこんな感じでした。
わたしはなんやかんやでフードを買いに行く余裕すらありませんでした。
24(金)はイベント初日ということで、
といった状況を想定することがとても難しかったのではなかったのでしょうか。
むしろ、新政酒造さんや運営スタッフの方たちからしたら「想定外」だったのではなかろうかと会場に居た身からすると容易に想像ができます。
それほどに24日は「並ぶ」ことが目的の1日でした。
などなど、並んでおかないと飲みたいお酒が飲めない。
そして並んでいても、飲みたいお酒が飲めない(数に限りがある)
といった状況でした。
並ぶことに慣れていて、新政酒造さんのお酒の人気さを理解している人であれば「こんなこともあるよね」と許容できた人もいたのではないでしょうか。
わたしはむしろすごいなぁと思いました。
新政酒造さんの集客力、すごくないですか?
東京豊洲の地で、これだけの人を集めることのできる「魅力的な日本酒」を醸されている酒蔵さんなのだと再認識をしました。
そして日本酒のイベントで、ひとつの酒蔵さんがこれだけ多くの人を集客できた事実って今までなかったのではないでしょうか?
とても凄いことだと思います。
ですが「ゆっくりと飲みたいお酒を飲んで楽しみたい」人からしたらまさに想定外だったのではないでしょうか。
実際に24(金)の内容に関してはSNSなどで不満の声も見受けられました。
わたしも実際に参加していたので、とてもよくわかります。
ですが、24日の後半からは人気のお酒に関して「整理券」を取り入れたり、25日は同じ失敗が無いように柔軟に対応されていました。
そのため、24日しか行けなかった(行かなかった)人よりも、25日に行けた人の方が快適に過ごすことができたのではないでしょうか。
いままで無かった試みです。
今後も、もしイベントが開催される場合は「良くなる」ことしか無いと思います。
「新政酒造さんの日本酒が好きだ!」という人は大きな心で見守って、そしてそんな状況も楽しんじゃえばいいじゃない!と思った出来事でした。
8名で参戦するため事前に「ボトルでの販売はありますか?」と質問をしていました。
…が、その時は「販売予定はなし」との返答でした。
ですが、当日は列に並ばなくても売り子さんが回ってきてくれてボトル1本での購入も可能となりました。
(現金不可・PayPay払いのみ)
24日に購入できたのは
と、定価を知っている人からしたら「高っ!」となる価格ですがサイタブリアさんは飲食店さんなのでこの価格も仕方がありません。
ちなみにR-typeは早い段階で売り切れとなっていました。
また、25日は違うラインナップのお酒もボトルで購入することができたのではないでしょうか?
これが2日間あるイベントの後半に行く魅力ですよね。
先に書いた結論のもう1点はこちら。
参加した会社のみなさまに、個々が飲んだ日本酒の感想を書いてもらいました。
といった人たちの感想です。
これはわたしにとっても勉強になる内容だと思いますので残してゆきたいと思います。
ちなみに、わたしの感想や新政好きな人の感想も入っています。
今回提供された日本酒はほとんどが限定品のため「いまから買いたい!」と思っても購入することが出来ないものがほとんどです。
その中でも特にレアなお酒が「紫八咫(むらさきやた)」ではないのかしら?と思います。
わたしも今まで、飲食店さんでも出逢ったことがありません。
それもそのはず「貴醸酒を貴醸酒」で仕込むという「再仕込貴醸酒(さいしこみきじょうしゅ)」という製法を採用されていてとても貴重なお酒だからです。
貴醸酒とは、日本酒の仕込み「水」の代わりに一部あるいは全てに「日本酒」を用いて醸す製法です。
そのため、濃厚で甘みが強くなる特徴があります。
この使用する「日本酒」を通常の日本酒ではなく「貴醸酒」を使用し、なおかつ前酒造年度の「紫八咫」を使用して醸しているのがこちらのお酒の特徴です。
そのため
といった新政酒造さんが醸しているお酒の中でもとにかく貴重なお酒なのです。
例えば、「紫八咫2014」は「紫八咫2013」を用いて醸造されています。
つまり、「紫八咫2015」を醸すには「紫八咫2014」が必要なので「紫八咫2014」として販売できるお酒の本数も減ってしまいます。
今回のナマフェスにて提供された紫八咫は「2010」ヴィンテージからスタートし、最新ヴィンテージは「2019」でした。
紫八咫は、1年間熟成させてから出荷となるため「2020」ヴィンテージはまだ蔵内で眠っているのではないでしょうか。
もし、見掛ける機会があれば1度は味わっておきたい銘柄の日本酒となります。
今回4種類となりますが、ヴィンテージ違いの飲み比べをすることができて嬉しかったです。
会社の新政を初めて飲んだ人に聞いてみたところ
この5本の印象が特に強く「紫八咫2010」が1番好みだったとの回答が得られました。
紫八咫(むらさきやた)は結構、女性陣に人気でした。
ちなみにわたしは
の3つが特に好きな味わいで、亜麻猫(あまねこ)の燗酒にひとり感動していました。
直汲はありませんが、通常の亜麻猫はあるので燗酒にチャレンジしてみたいと思います。
イベントは、いろいろと飲めるので楽しいですね(* ´ω` *)
今回12月24日、初日となるナマフェスに参加して
といった、1500円で販売となる希少な銘柄を飲むことは叶わず途中から並ぶのを諦めてしまいました。
「思っていたよりも飲みたかったお酒が飲めない!」
「なんか常に行列に並んでいる!」
「忙しい!」
といった印象がありましたが、最後の方はボトルで購入したお酒を焚火の前でまったりと愉しむことができました。
これが1人で参戦予定だった場合、最後までいることができず多分直ぐに帰ってしまったかと思います。
実際に、25日のクリスマスの前売券も1つ購入していましたが「1人は厳しい…」ということで(あと意外と疲れていたので)参加を断念しました。
ですが、25日はいろいろと改善策が講じられたようでSNSで見ていて安心しました。
25日の様子はお伝えすることができませんが、反省点を活かし柔軟に対処されている新政酒造さんを見て
「またイベントがあったらぜひ参加したいな!」
と思っています。
新政酒造さん、No.6十周年記念おつかれさまでした!
そして1年間、いつもとは違う特別な記念酒を発売していただきありがとうございました!
これからも変わらず応援しています(* ´ω` *)
(一緒に参加してくれた会社のみなさまにも感謝!)
\関連記事/