群馬県藤岡市にある「松屋酒造株式会社」さんが醸す日本酒のひとつに
という銘柄があるのはご存じでしょうか?
初めて見た人は「るき」や「りゅうき」と呼んでしまいがちで最初から「るか」と読める人は少ないかと思います。
わたしも最初は「るき」だと思いました(笑)
実はこの流輝(るか)という銘柄の日本酒は、わたしにとって思い入れの強いお酒となります。
今回飲み比べをしたのは
です。
どんな日本酒だったのか…?
早速、見ていってみましょう♪
松屋酒造の代表取締役でもある「松原広幸」さんの醸す流輝は2009年より誕生し、特約店さんでしか購入できない日本酒となっています。
名前の由来は、もともと自身の子供に付けようとした名前でしたが奥様に反対されてしまい、お酒の名前に付けられることとなりました。
「流れ輝く酒と共に子供のように成長する」という意味が込められています。
また、以前までは公式ホームページに流輝の案内がありませんでしたが、2021年5月17日に新たにリニューアルされたHPが開設されました。
こちらにはしっかりと商品一覧に流輝シリーズが掲載されています。
そしてブログでは、松原広幸さんの思いが綴られていますのでファンには必見の内容となっています。
【NEW】松屋酒造さんの公式ホームページはこちら
https://matsuya-sakebrewery.jp/
流輝には定番商品と季節限定商品、不定期出荷の3種類のお酒があります。
今回飲み比べた「五百万石」は定番のお酒となります。
山田錦より早い時期に出荷されるお酒で、山田錦よりもキレイでシャープな味わいが特徴となっています。
季節に合わせたその時期限定の日本酒です。
今回飲み比べた「ももいろ」は冬から出荷されますが「春酒」に該当します。
赤色酵母という、桃色のにごり酒を醸せる酵母を使用しているため見た目も可愛いピンク色のお酒を醸すことができます。
また、酒米も最初に発売されたももいろは五百万石を使用していましたが、3月より発売されたももいろは酒こまちを使用していました。
特別な別誂(べつあつらえ)シリーズとなり、出逢えたらラッキーな日本酒です。
ちなみに、松原広幸さんが蔵に戻ってから15年の時をかけて初めて2021年の全国新酒鑑評会で金賞を受賞したお酒が「流輝 Morpho(モルフォ)」となります。
6月22日現在、こちらのモルフォが発売されていますので「金賞受賞の味わい」を体験することができます。
残念ながらわたしは買えなそうですが…(泣)
わたしが流輝(るか)と出逢ったのは去年2020年の秋、初めてひとり呑みをした東京神田にある「てしごとや ふくの鳥神田店」さんでした。
生まれてから今まで、ひとり呑みなどしたことのないわたしでしたがお目当ての日本酒があり、どうしても飲みたくて思い切って訪問することとなりました。
ふくの鳥神田店さんは、日本酒を飲み放題で愉しめる焼き鳥屋さんです。
その日は計14銘柄いただきました。
その最後に飲んだ日本酒が「流輝 純米吟醸 無ろ過生 玉栄 秋あがり 」でした。
酔っ払いながらも「あ、これすきなやつ~」とさまざまな日本酒をいただきましたが一番好みにドンピシャだったためしっかり覚えておきました。
これらの要因が今のわたしの\流輝ずき!/を創り上げました。
ですが近くに特約店さんが無いため、出会ったら購入!と最近では夏の季節限定酒「流輝 純米 夏囲い生」もしっかり購入しています。
そこにあったら買いたくなっちゃうお酒…わたしにとってそれが流輝(るか)となります。
流輝との出会い!ひとり呑みの体験談記事はこちら
流輝のお酒は飲食店さんで飲んで以来、初めての購入となりました。
ももいろ流輝はとにかくピンク色が可愛くて購入し、五百万石の流輝は他にもいろいろ飲んでみたい!と思い購入となりました。
酔っ払いの自分が「好きだ!」と思った日本酒の味わいは…?
実際に飲んでみた感想を書いていきたいと思います。
先に開けたのはこちら。
開栓までは日本酒セラーにてマイナス5℃で保管していました。
早速香ってみると、フルーティーな香りがします。
飲み口が甘くて優しい。
スルーっと入ってくる甘さが、果実みたいで飲みやすいです。
後口にはお米の丸さが残って、おいしい。
さらさら飲めます。
とにかく甘みが美味しい。やっぱり流輝の甘み、好きです。
サラダのマヨネーズに合います!甘さが増しておいしい。
飲んでいると改めて好きな甘さだと実感します。
仕込み水がわたしに合っているのかしら?
さっぱり抜けるので甘ったるくなくて料理とも合います。キレイな甘さです。
ささみの海苔巻き揚げとも合う。おいしいな~。
翌日にももいろ流輝を開けました。
またーりとした香り。
まぁるい甘さも感じますが、甘いのに爽やかに去っていきます。
香りの甘みが美味しくて、キレイさも感じます。
開栓2日目だけど変わらぬ旨さ!
まぁるくお米が口の中に残ります。
ももいろと比べると、日本酒らしさを感じますが好きなやつです。
でも、ごめん。桃色のほうが、好きだ…!
こちらも開栓まではマイナス5℃の日本酒セラーにて保管していました。
瓶の底には「にごり」が溜まっていますが、最初は混ぜずにいただきます。
色のイメージが強いからか、いちごのような香りがします。
甘いけど酸味もある香りです。
シュワシュワっと舌の上でやさしく踊ります。
おいしい!
飲んだ瞬間に「好きだ!」と思いました。
酸味があるけど甘さがあって美味しいです。
キンキンに冷えているので、それがまためちゃくちゃ美味しいです。
五百万石の流輝同様に(これも五百万石ですが笑)、お米の甘みがまぁるく口の中に残ります。
イメージは、レモンを搾ったお水に甘さをプラスした感じ。
爽やかさがあって、柑橘系。
飲んだ後に舌に残る甘さがとても好きです。
いや、もう、ピンクの見た目も可愛いし、これは人に飲ませたくなるお酒です。
「おいしいから飲んで~♡」
って言いたいです。
時間が経つと、舌にピチピチと酸味が心地よくて、うーん。すき。
滓(おり)を混ぜると日本酒らしさが出ました。
それもまた良い。
流輝のももいろが、自分の好みに合いすぎて幸せな気分になりました。
出逢えてよかった!
とってもおいしかったです。
ごちそうさまでした♪
今回は、流輝の「定番 五百万石」と「ももいろ 五百万石」を飲み比べてみました。
実は飲んだ時は、同じ五百万石という酒米と言うことを意識せずに飲んでいたため「五百万石だからこういう味わい!」というのはよく分かりません。
(すみません。。)
分かったことは、
です。
そして、ももいろの第2弾「酒こまち」バージョンが3月に発売されたのですが、一升瓶で購入して現在も日本酒セラーに保管されています。
ももいろが大好き過ぎてすぐに飲み切ってしまったため、どうせなら!と一升瓶で購入しましたが、開けるタイミングに困っています(笑)
四合瓶に移して、そちらを冷蔵庫保管にして味の変化を愉しむか…
他にも沢山日本酒があるので果たして飲み切れるのか…
一升瓶はやはり量が多いですよね(笑)
肝臓さんと相談しながら美味しくいただきたいと思います。
流輝(るか)は、松屋酒造さんの蔵へ行っても買うことのできない「特約店限定」の日本酒です。
公式サイトでは「特約店をお問合せ」となっていてフォームにて連絡すると教えてくれるようになっていました。
わたしは特約店さんが近くに無いため、ネット通販を行っている酒販店さんで購入をしました。
といったキーワードで、GoogleやYahoo!検索をすると見つけることができます。
例えば、下記の酒販店さんでしたら全国新酒鑑評会で金賞を受賞した「モルフォ」の購入も可能です。(6月22日現在)
ちなみにわたしは、さいとう酒店さんを利用することがよくあります。
それは、配達されてきた段ボールの姿を見て「日本酒愛」を感じることができるためです。
ネットで購入する際は、さまざまな酒販店さんを利用させていただいてますが、その中でもやはりさいとう酒店さんが1番です。
「失敗したなぁ」と思う酒販店さんは【日本酒を横倒しにしてダンボールに入れて送ってくる】お店です。
愛が…ない…(泣)せめて立てよう?
あなたもネットで日本酒を購入する際は、お気に入りの酒販店さんを見つけてみてくださいね。
特定名称 :純米吟醸
原材料名 :米(国産)、米こうじ(国産米)
原料米 :新潟県産五百万石100%使用
精米歩合 :55%
使用酵母 :10号系
アルコール分:16度
仕様 :無ろ過生
内容量 :720ml
価格 :1,540円(税込)
特定名称 :純米吟醸
原材料名 :米(国産)、米こうじ(国産米)
原料米 :新潟県産五百万石100%使用
精米歩合 :55%
使用酵母 :赤色清酒酵母
アルコール分:14度
仕様 :無ろ過生
内容量 :720ml
価格 :1,595円(税込)
製造者 :松屋酒造株式会社/群馬県藤岡市藤岡乙180
公式サイト :https://matsuya-sakebrewery.jp/
Twitter :https://twitter.com/lukamatsuyabrew
Instagram :https://www.instagram.com/lukamatsuyabrew/
流輝(るか)という日本酒は、わたしがひとり呑みに行かなかったら出逢える可能性がほとんどなかった日本酒かもしれません。
ですが、出会って、飲んで「すきだ!!」と思えた日本酒です。
これを読んで気になった人にはぜひぜひ飲んでいただきたい。
昨晩、流輝の夏酒「流輝 純米 夏囲い生」を飲んで改めて「すきっ!!!」と思ったのでホントに流輝はおすすめです♪
\2種のももいろ流輝・飲み比べはこちら/