ねこと日本酒

本日の1本

【本日の1本】山本 うきうき 純米吟醸 うすにごり生「ピンクな春酒」を初体験!

山本うきうき

日本酒には出会いがある。

いつも飲んでいる日本酒。運よく買えたスペシャルな日本酒。たまたま買ってみたら好みだった日本酒…。

ここでは、唎酒師のわたしが出会った「本日の1本」を紹介します。

本日の1本は、秋田県山本郡八峰町にある「株式会社山本酒造店」さんの醸す「山本 うきうき」(やまもとうきうき)です。

山本 うきうき 純米吟醸 うすにごり生とは?

うきうき、うすにごり

山本酒造店さんの醸す「山本」という銘柄のお酒。

「山本 うきうき」は、搾りたての生酒に薄く滓を絡め「春の雪解けを表現」した、毎年2月ごろに発売される限定酒です。

にごりの量は本当にうっすら!

ピンクのラベルが可愛くて、春酒としてお花見にもピッタリなお酒です♪

うきうきは、蔵元の山本さんが春をイメージした時に浮かんだフレーズで特に意味はない…とのことです(笑)

これから春がやってくると思うとウキウキしちゃう気持ち、わかります。とっても良いフレーズだと思います♪

山本酒造店さんは元々「白瀑(しらたき)」という銘柄のお酒を醸していました。

ですが、2007年に酒蔵が倒産しそうになった時に後継者となる「山本 友文」さんが杜氏制を廃止。

蔵人全員が責任を感じ、皆が主体性を持って酒造りに取り組むよう試行錯誤し、そうして生まれたのが「山本」というブランドです。

現在は「山本」を中心に醸されています。

実は、白瀑や山本という銘柄のお酒のことは今まで知りませんでした。

知るきっかけとなったのが新政酒造さんが所属している秋田の蔵元集団「NEXT FIVE」(ネクストファイブ)です。

秋田の若手蔵元集団「NEXT5」とは?

NEXT5

※一番左の方が、山本友文さんです

元々、新政酒造さんのお酒が好きでNo.6などよく飲む機会がありました。

わたしがNEXT5を知ったのは、2020年の去年。

「NEXT5の10周年記念酒、Ispahan 2020が発売される!」

という話をSNSで知り、調べてみると5つの蔵の中に新政酒造さんが入っているではありませんか!

などなど、今まで知らなかったネクストファイブという蔵元グループによるお酒が毎年発売されていることを知りました。

ですが、新政酒造さん以外のメンバーさんの日本酒を飲んだことが無いことに気付きました。

NEXT FIVEのメンバーとは?

1ヶ月半振りにNEXT FIVEのミーティングを開催しました!今後の活動は一体どうなるのでしょうか! pic.twitter.com/fNFyq2dAQg

— 秋田の山本ですが (@shirataki1901) March 23, 2021

秋田県内の酒蔵経営者5人が、

「次世代を見据えた酒造りを我々5人で模索して行こう!そして牽引できるような存在になろう!」

という意味を込め結成したNEXT5。

その発起人となるのが、今回いただいた山本 うきうきを醸す「山本友文」さんです。

こちらの5つの蔵元さんがグループとなり共に活動をしています。

正直「新政」以外の銘柄は見たことも、聞いたことも無いお酒でした。

それは、自分の住んでいる地域では取り扱っている酒販店さんが少ない(ほとんどない)ということが理由です。

「どのお酒も1度は味わってみたいな…」

と思っていましたが、なかなか手が伸びずにいました。

知らない日本酒って中々手に取る勇気が…というか、それならいつもの日本酒を選んでしまいがちになりますよね。

ですが、そんな中「山本」さんの日本酒は飲んでみたいと思っていました。

NEXT5を知ってから、5人の対談やSNSなどでチェックするようになり「山本友文さんという人のお人柄の良さ」が飲みたいと思ったきっかけです。

山本酒造店は人気銘柄なのに、未だに経営が苦しかった時に助けて貰った酒問屋の小泉商店を通して酒を卸している。恩義を忘れない義理堅い酒蔵ですよ。

というツイートを見て余計に気になっていました。

新しく飲む銘柄の日本酒は、こういったストーリーを知ると飲みたくなるきっかけになりますよね。

気になっているお酒だったこともあり、他のお酒をネット通販で購入する際に「山本うきうき」のピンクラベルを見て「あ、買おう」とポチしたのが購入のきっかけです。

ピンクラベル!山本うきうきを飲んでみての感想は?

飲んだことの無い銘柄のお酒なので味の想像がつきませんでした。

解っているのは「うすにごり酒」と「うきうき(春っぽいお酒)」ということ。

マイナス5℃で冷やしていたうきうきを早速、開栓してみます。

香りを嗅いでみると…

白桃を思わせる香りがします。

やさしく甘い香りです。

口に含むと…

口当たりがやさしい。好きな感じです。

お水は超軟水を使用しているとのことなので、その仕込み水のやわらかさが解ります。

じんわりとした甘さが舌に広がり、甘さが口の中を駆け巡る…回っていく感じがします。

爽快さもあるけど、かわいらしく残る甘さがとっても良いです。

うん「かわいらしい」お酒。

酸味もあるけど、甘さとうまく合わさっていてより甘みを引き出しているような感じ。

これは美味しいお酒です。

甘さはじんわりと残り、べたつきなどは一切ありません。

ぎょうざ(生姜入り)と一緒に

餃子×日本酒

日本酒に餃子を合わせるのは人生初かもしれません(笑)

早速一緒にいただいてみると「おいしい!」

肉の甘さと、うきうきの甘さがマッチしました!

おいし~。とても美味しいです。

甘さがやさしくて、ジューシーさもあって、すきです。

餃子も大好きなので、合わせてよかった!

これは1本いけちゃいますね。

アルコール分14度…なるほど、軽さもあります。

甘さがおいしい~

【3日目】冷蔵庫で2日寝かした「山本うきうき」

3日目のうきうき

味の変化を愉しみたかったので、1本飲み切らずに冷蔵庫の野菜室(0℃)に寝かしておきました。

早速、開けていきましょう♪

口に含むと、甘さが柔らかく水のような感じが。

舌にはやわらかい甘味と少々の酸味。

香りが初日よりも少し落ち着いて感じます。

味も「抜けた」というよりも「さらさらしている」感じです。

ジュース感。

少し後口にキレが出たかな?

ぎょうざ(生姜なし)と一緒に

ちょっと高頻度で餃子を食べていますが(笑)今回は生姜無しぎょうざと一緒にいただきました。

一緒に食べてみると、

やさしく甘い。やわらかくおいしい。美味しくやさしい。

…と、仕込み水のやわらかさが解ります。

やはり餃子に合いますね~

香りは白桃。

常温よりも、冷たいほうが美味しくいただける日本酒だと思います。

やさしい甘さが美味しかったです。

ごちそうさまでした!

山本うきうきピンクラベルが合わない人は?

山本うきうきが合わない人

わたしは飲んでみて「好きなやつ!他の山本も飲んでみたい」と思った日本酒ですが合わない人も居るかと思います。

それは

です。

山本うきうきは「やさしくキュートな甘さ」を感じられる日本酒だと思います。

春に飲むにはピッタリですし、キンキンに冷やして飲むととってもおいしいです。

「やわらかい日本酒」をあまり飲んだことの無い人は飲んでみると楽しさが広がるかと思います。

実はすでに、「山本ピュアブラック」と「山本ミッドナイトブルー」「山本 陽はまた昇る」は購入済みで日本酒セラーにスタンバイしているところです。

山本シリーズは14本以上と種類が多く季節限定で発売されるものがほとんどのため、タイミングが合えば購入して飲んでいきたいと思えた日本酒でした。

もっと知りたいです!

山本シリーズのお酒を買うには?

株式会社山本酒造店さんの山本シリーズは、「特約店」さんのみで購入できる限定流通の日本酒となります。

正規特約販売店さんの一覧は、以前公式サイトにあった「白瀑・山本を買える店」というページに記載されていました。

現在はHPがリニューアルされてから、買える店のページが無くなってしまいました。

ですが、お問合せフォームにて連絡をすればお近くの販売店さんを紹介してくれるとのことです。

白瀑・山本のお問合せフォーム
https://www.yamamoto-brewery.com/contact

ちなみに、全国で「山本が飲めるお店」の情報は下記のページより確認可能です。

Drink 山本が飲める店
https://www.yamamoto-brewery.com/drink

わたしは近くに正規販売店さんが無いので、ネット通販をしている販売店さんで購入をしました。

例えば、下記の販売店さんで購入可能です。

上記2店舗さんはネットで日本酒を購入する際によく利用させていただいています。

山本 うきうき 純米吟醸 うすにごり生のデータ

山本 うきうき 純米吟醸 うすにごり生

山本うきうき:純米吟醸 うすにごり生
原材料名  :米(秋田県産)米麴(秋田産米)
精米歩合  :55%
アルコール分:14%
原料米   :吟の精
使用酵母  :秋田酵母「AK-1」
内容量   :720ml
価格    :1,690円(税込み)
公式サイト :https://www.yamamoto-brewery.com/

その見た目から、女性人気の高い「山本うきうき」。

ド派手なピンクのラベルは、プラスチック製のシールなので瓶からはがしやすく、二次活用もできちゃう優れものです。

実際にスーツケースに貼っている人も居るようです。

山本ラベルを集めるのも愉しみのひとつになるかもしれませんね。

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この記事を書いた人
ねこと日本酒 なかのひと
日本酒メディアを任されたお酒と猫が好きなひと。コンセプトは「日本酒の新しい楽しみ方を発見するサイト」。伝えるには知識不足を感じ唎酒師の資格を取得しました(* ´ω` *)まだまだ勉強中ですが、日本酒を飲んで笑顔になったり「日本酒飲みたい~」と思ってもらえるようなサイトを目指しています!日本酒はおいしいヨ♪
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