秋田県秋田市にある新政酒造さんの醸す定番の生酒、No.6の十周年記念酒「第3弾」となる「上国料勇type」の発売を記念し
ポップアップイベントが京都府京都市にある「エースホテル京都」にて行われました。
エースホテル京都さんでのイベント内容は4つあり、
といった内容でした。
ここでは、エースホテル京都に泊まる「特別宿泊プラン」の特典の1つ。
宿泊者限定で入場できる「新政ミュージアム・バー」について書いてゆきたいと思います。
今回の「特別宿泊プラン」には2種類あり、
となっています。
わたしは1のペアリングコース&特別宿泊を選んだため、それぞれ両方の特典を堪能することができました。
となっていました。
さらに詳細を知りたい場合は下記のページに記載しています。
今回のプランにてエースホテル京都へ宿泊した人に限り、入場可能なBARスペースが2階にあるイベント会場Bellview(ベルビュー)内に用意されていました。
ポップアップストアと同じフロア内にあり、ストアの壁際に置いてある「6」の展示物の右横を奥へ抜けるとBARへ入場でます。
一見BARがあるように見えない配置なので「あえてそうしてあるのかな?(関係ない人が入らないように)」とも思いましたが真相は分かりかねます(笑)
入場可能時間は、ポップアップストアと同じ
となり、まん延防止等重点措置期間中のため、金・土のお酒の提供は「19:00まで」となっていました。
入ると直ぐ右にカウンターがあり、奥にはお酒を飲むスペースと共に、
などなどの展示がされていました。
宿泊者の名前を伝え確認が取れると、お酒の注文が可能となりました。
撮影した写真を掲載しておきますね。
↑「清酒 新政」のP箱!100円均一のセリアで販売されているミニチュアのP箱も人気ですよね。
↑「酒母詳説」なんだか古い書物や本も置いてありました。(中身は拝見していません)
↑麹の温度を均一に下げるための「蓋」(フタ)と呼ばれる木箱です。小さい蓋はとても手間がかかります。
↑こちらの木桶は生酛の酒母を造る際の「仕込み桶」でよろしかったでしょうか。
↑一升瓶バージョンのNo.6!酒造年度が2014ですね。No.6は一升瓶の頃から存じております。
↑青いNo.6は「銀座シックス限定 i-Type」、2017年4月に出荷。初見です。
↑緑の箱の「農民芸術概論」(のうみんげいじゅつがいろん)はまだいただいたことがありません。
↑白い箱の「亜麻猫10周年記念」オレンジの箱の「陽乃鳥10周年記念」はちゃっかり購入できました。
↑新政×橘ケンチさんの青いボトル3種類!わたしは「涅槃龜橘」(にるがめたちばな)のみ味を存じております。
↑左のNo.6は「ANA-type」飛行機ANAのファーストクラスでいただけるお酒です。もちろん初見です。
↑酒販店さんとのコラボ日本酒!H-typeは「はせがわ酒店」さんY-typeは「升新商店」さんです。
↑「やまウ(佐藤卯兵衛)」こちらの銘柄も飲んだことの無い新政のひとつです。秋田県限定販売。
ちなみに、ミュージアムバー内ではサイケデリック・テクノ系(?)の音楽がBGMとして流れていました。
わたくし音楽には疎いので違ったらごめんなさいなのですが、陽乃鳥 十周年記念酒 Love for the Phoenixに特典として付いていたCDの音源ではないでしょうか?
違うかな…。
違ったら恥ずかしいのでスルーしてください(笑)
なお、CDの音源はApple musicで購入できると以前Twitterで佐藤祐輔さんがツイートしていました。どんな曲か気になった方はぜひ♪
ついにApple music で”Field of Dreams” が入手可能になりました。陽乃鳥10周年酒を買いそびれた方はこちらでお楽しみいただけます。前半は私が選曲させていただきましたmix。後半は私のリスペクトするサイケトランスアーティストのリミックス集です。 pic.twitter.com/GL6h2V5Pgx
— 新政酒造 佐藤祐輔 (@aramasayamayu) October 4, 2020
全11種類で、どれもこれも初めていただくラインナップでした。
全て1杯500円となり「在庫の許す限り何杯でも好きなだけ飲める!」といった感じでの提供だったので、たくさん飲んでいる方もいらっしゃいました。
このラインナップを1杯500円って、安すぎません?
ちなみにわたしが入場した時は、人が多い時間帯だったため「60分の時間制限」がありました。
No.6のT-typeとF-typeはすでに飲んでいたため、他の9種類の銘柄を制覇することにしました。
ちなみに、T-typeとF-typeの飲み比べ記事もありますので気になったあなたは下記からどうぞ。
まずはこちらの3種類!
ちなみに飲んだ感想はじっくり書いて残していないためメモ程度となります。
とてもきれいで果物感。柑橘オレンジ?すき。酸味もある。
2017よりも強さがあり、丸みも感じる。白ワインっぽいお酒感。
柑橘オレンジっぽさも少しあり、後口はお米感がある。
香りが古酒!熟成された日本酒の香りです。なめし皮とかそちら寄りの香り。
飲んでみると酸味とフルーツ感が美味しい。
わかりました!これはカラメル。カラメルっぽい香りと甘さ、そして酸っぱめの酸味です。
慣れると美味しい。
この3つの中では「アッシュ2017」が飲みやすくて好きでした。
続きましてこちらの2種類!
実は天蛙(あまがえる)は初めて!
うすにごりの低酒精発泡純米酒…つまり、アルコール度数が10%以下の低アルコール発泡酒です。こちらはアルコール分8度となっていました。
香りは、にごり特有のお米感。
飲んでみるとしゅわしゅわ、酸味と甘さが美味しい。
うり??と、柑橘さもあります。時間を置いたらめっちゃうまい!酸味が良い感じです。
その後、はじめて天蛙を購入できました!記事を書きましたので下記からどうぞ。
涅槃龜(にるがめ)は涅槃龜橘(にるがめたちばな)を飲んでいる私です。
その時の記事もありますので下記からどうぞ。
涅槃龜2020は低精白酒で、精米歩合88%・アルコール分は13度のお酒でした。
飲んでみると、他の新政のお酒たちと比べ低精白らしくどっしり感があります。
でもやはりキレイ。精米歩合88%とは思えません。
この2本でしたら「天蛙2020」が好きでした。
次はこちらの2本となりますが、ここで「オンライン酒蔵見学」なるものが特別に開催されることに!
めちゃくちゃラッキータイムの時に入場していることが発覚しました。
こちらに夢中で、味わい…メモして…ない。
ラピスの2017も2018もとっても美味しかったのは覚えています。
(というか全部美味しい)
2018のほうがジューシーで好みだった記憶が…でもどちらも美味しかった!ラピスは地元の酒販店さんで購入できないので飲めて嬉しかったです。
特別頒布会6月分のお酒です。
まだ家では飲めていないので「やった~~!!」とウキウキしながらいただきました。
こちらもオンライン酒蔵見学中に追加したお酒のため、味わいのメモをしていませんが
今回飲んだ中で、厚みやジューシーさがありとにかく旨い!
特に、MS-typeはスパークリングですが、ガス感も強めで飲んでから2度見するほど美味しかったです。
この2つは飲んだ瞬間「うまっ!すき!」と思いました。
頒布会5月分の、T-type・F-typeより6月分の2本のほうが好みでした。
こちらの2本に関しては、家の日本酒セラーにあるのでじっくり飲み比べをして下記のページに感想を追記していきたいと思います。
6月26日(土)15:00~新政ミュージアムバーで、1時間程度のオンライン酒蔵見学がスタートとなりました。
特に予告も無く突如はじまったため「今日居る人はラッキー」という感じでした。
名前が聞き取れずに申し訳ないのですが、エースホテル京都にいる新政広報の方と、秋田県の新政酒造にいる方とネットで繋いで案内してもらえる内容となっていました。
スタートは、新政酒造の玄関から。
中に入り、洗米~蒸し、放冷の様子や、赤と黄色の木桶の部屋(?)の様子なども案内してもらいました。
といった話もありました。
他にも質疑応答など、わたしは質問をしていませんがメモしておいた分を載せておきたいと思います。
実はまだ完成したものを飲んでいないけど(案内してくれている人)、3ヶ月以内に飲むのが良い。
でも受け取ってからは、1週間~5日ほどは冷蔵庫で落ち着かせてほしい。
生酒なので半年以上は置かないほうがいい。
通常、蔵内でマイナス5℃保管をするのはNo.6のお酒で、そのほかは2、3度にて保管。
ねこは蔵の中。蔵内はひんやりしていて、12度~15度で保管をしていた。
酒蔵案内中に、しぼりたてのお酒をテイスティングするシーンがありました。
テイスティングしたのは「ヴィリジアン」で、出来はとてもいいそうです。
いつ頃出荷?と質問もあったような気がしますが、すぐではないと返答していた気がします(メモしていませんでした涙)
ここで、ヴィリジアンの原料米となる「美郷錦」の酒米の特徴を説明してくださいました。
美郷錦は磨いて使うお米で、磨いたほうが酒造りに向いているお米と言われている。
山田錦を親に持っていて、基本50%は磨く。
でも春霞(栗林酒造店さん)では、精米歩合80%のお酒を出したが想像以上に良かった。
これからは美郷錦も磨かずに使うかも?
陸羽も味の複雑味があり、雑味ではなく味の構成要素が複雑で野暮ったくない。キレイ。余韻に複雑味を感じる。
磨いたお米で仕込んでいるのでキレイさに寄るけどかなり繊細。それを愉しんでいただけたら。
とのことでした。
現代では、蒸したお米の温度を下げる作業は放冷機という機械で冷ます方法が主流となっていますが、新政さんではあえて昔ながらの「手」で放冷を行っています。
機械は一気に冷ますことができるので時間短縮となり、手の場合は、時間と手間がかかります。
こちらに関しての質問でした。
解答は下記の通りです。
お米をよく蒸してから「グッ」と温度を下げると、お米に見えない穴が開く。つまり、お米が溶けやすくなってしまう。
自然放冷なら、なめらかにお米の温度を下げることができるので、溶けがゆっくりとなりより味にキレイさがでる。
また、アミノ酸も低く抑えることができる。
手で放冷することで、お米の溶け方のコントロールの表現ができるようになった。
大きく言えば温度管理が大切。もろみに氷を入れたりするものそう。
ドロドロにならないように抑えて、抑えて…そのため、多い時では70%が酒粕となりお酒に出来るのは30%ということもある。
上国料勇タイプはもちろん(飲み頃で)軽やかに楽しめるお酒に仕上がっている。
紫舟タイプは、貴醸酒スパークリングで今までの中で1番良い仕上がりで味わい深い。
亜麻猫は、今年の出来は近年の中で良い仕上がり。改めて飲んでみて欲しい。
とのことでした。
亜麻猫のみたーーーーい!
ちなみに、京都でおすすめの新政を取り扱っている飲食店さんを教えてくださったのですが上手く聞き取れず、たぶん下記の飲食店さんだと思われます。
(違ったらごめんなさい( ´人` ))
JAM +SAKE bar
https://www.facebook.com/jamsakebar/
現在は、残念ながら「お酒を心から楽しく飲めるまで」休業中となっています。
以上が、メモした分のオンライン酒蔵見学でした。
新政酒造さんのことがいろいろ知れてとても楽しかったです!ありがとうございました。
ちなみに、ミュージアムバーには新政酒造の木桶責任者「相馬佳暁」(そうまよしあき)さんもいらっしゃいました。
こういったイベントでは新政酒造の方とお話できるチャンスかと思いますので「何かしらの質問」を用意しておくと良いかもしれません。
え?
わたし?
(ヾノ・ω・`)ムリムリ(笑)
忘れてはいけないのがこちら。
お部屋の冷蔵庫を開けると、入っていました。
「No.6 X-type ダイレクトパス」
ダイレクトパスは、1番イイところを瓶に直接詰めたお酒です。
No.6上国料勇typeも楽しみでしたが、こちらのNo.6 X-typeのダイレクトパスもめっちゃ楽しみでした。
飲んだらまた感想を書いてゆきたいと思います。
ピンクの「6」の風呂敷(?/広げると長方形)も付いていて嬉しかったです。
佐藤祐輔社長のTwitterにて、今回の上国料勇タイプの発表があった際
「京都なら…行ける!」
と思い、思い切って予約をしました。
最初ペアリングコースに申し込み、その後、特別宿泊プランの連絡があり、もう、勢いです(笑)
新政さんのイベントは「迷ったらダメ」と認識しております。
それは迷っている間に、予約など終わってしまうからです。
実際に行ってみて、嬉しい体験がいっぱいできました。価格以上の体験ができたのでは?と思っています。
他にも、
といった記事を書いてゆきますので、しばしお待ちくださいませ。
\ペアリングコースについてはこちら/