日本酒と食材のペアリング第5弾は「マクドナルド」のハンバーガーです。
「まずはケンタッキーを極める!」
と前回言いながら、いきなり浮気をしていますが【マック×日本酒】のペアリング…気になりませんか?
「いや、マックに日本酒て(笑)」
「マクドに日本酒はちょっとなぁ…」
「マクドナルドに日本酒って…大丈夫?」
と思ったそこのあなたも!面白そうじゃんと思っていただいたあなたも!
実はわたしも「ファストフードに日本酒はあり得ない」と思っていたひとりです。
ですが、【ケンタッキー×日本酒】が合う!ということを体感した今なら大歓迎!ワクワクしながら試してみました♪
どんな結果となったのか?
早速、はじめて行きたいと思います♪
こちらの日本酒は前回の「第4弾」に引き続き、新潟県南魚沼市にある「高千代酒造株式会社」さんが醸している日本酒です。
の3本。
全て初めて飲む銘柄の日本酒です。
今回のマクドナルドとのペアリングに選んだ理由は
「この3本の飲み比べをしたかった」
「春限定のてりたまが食べたかった」
という理由からです(笑)
マクドナルドで1番好きなバーガーは「てりやき」なので、年に1度の「てりたま」を食すのはわたしの中で必須事項です。
そして、
と、ケンタッキーから浮気をして今回はマクドナルドを試すに至りました。
平仮名の「たかちよ」は、お酒のスペックは全て非公開。情報に左右されずに「自分の舌で感じるシリーズ」の日本酒です。
そして「果物」をテーマにして醸されています。
ホワイトデイモデルは、3月14日のホワイトデーをイメージして醸される季節限定の日本酒。
発売は1ヶ月ほど早く今年は、2月6日から2月10日にかけてのリリースとなりました。
たかちよシリーズの中では番外編となるcustom made(カスタムメイド)シリーズの1本で、今年は「バレンタインモデルのおりがらみver.」として発売されました。
通常の「たかちよ」との違いは、カスタムメイドをして醸されていること。
昨年は【桃ラベル×黒ラベル(桃×パイナップル)】のブレンドとして醸されていましたが、今年はバレンタインモデルのおりがらみバージョン。
つまり【赤ラベル×黒ラベル(りんご×パイナップル)】のブレンドかつ、おりがらみの日本酒となります。
バレンタインモデルと同じタンク内の日本酒とのことで、わたしはバレンタインデーモデルも飲みましたがその味わいはかなり異なるものとなっていました。
59シリーズ(ローマ字のTakachiyo)は今回初めて飲んだ銘柄です。
たかちよとの違いを知らずに購入してみましたが、
という特徴のあるシリーズです。
簡単に言うと「酒米違い」のシリーズ。
通常は1種類の酒米を使用していますが、59Takachiyo AIMACHI(愛町)は【愛山×雄町】の2種類の酒米を使い醸されています。
今回は「CAPTER Ⅲ」とのことで、3回目の愛町チャレンジ。
麹米に愛山(あいやま)、かけ米に雄町(おまち)を使用している贅沢な一品となっています。
実は、愛山の日本酒を飲んだのは初めて!
愛山は、祖父母に山田錦と雄町を持ち、兵庫県の一部の地域で栽培されている貴重で高価な酒米で「幻の酒米」「酒米のダイヤモンド」などと呼ばれています。
うーん。なるほど。
今まであまり使用されている酒米を意識して飲むことがほとんどありませんでした。
これからはもっと意識して飲もうと改めて思ったできごとでした。
こちらは2019年に試験醸造、2020年より正式に59Takachiyoに仲間入りした日本酒で
と他の59Takachiyoとは異なるスペックで当初は「精米歩合が掛米・こうじ米平均で59%」と無理やり(?)仲間入りを果たしました。
2021年の精米歩合は…
なんと…
65%!
「あれ??59Takachiyo????」
というツッコミは横に置いておいて、赤色清酒酵母で醸した日本酒は好みなので(見た目もピンクでかわいいですし)思わず直ぐにポチっと購入をしました。
今年は、3月9日より酒販店さんへ順次納品。
4月2日現在、特約店さんによっては在庫がありましたのでまだ購入できます!
今回合わせたマックのメニューは
です。
これらに3種類の日本酒を合わせる…なんて贅沢体験!(笑)
ちなみに「やっきー」は生姜焼きバーガー!期間限定で発売されています。
「かな」のたかちよはどれも好きなので、うきうきしながら開栓!
パイナップルの香り!
パインアメっぽい甘い香りがします。
あれ?あんまりパインぽくない。
甘い香りが広がります。
ん!パインぽくなった。
最後にちりっと辛さを残していきます。
お米のまぁるさが口と鼻に残り、日本酒らしさが残ります。
甘いのに最後はさっぱり!キレ感。
甘さを楽しめて、舌には酸味の刺激がちょっとあり、香りはとても広がります。
たかちよのバレンタインデーラベルの日本酒は「生チョコ」と一緒にいただきましたが
という甘さがとても強い印象でしたが、ホワイトデイラベルは「甘さよりもキレ感」を強く感じました。
同じタンクのお酒なのに雰囲気が違くておもしろかったです。
ポテトの甘さが増します!
シュワっと感も!
キレを感じます。
辛さがでたかな?でも悪くないです。
お!一番合います。
甘さよし!キレも感じますがおいしいです。
合う!
甘さが良い感じです。そしてキレ感あり。
見た目の可愛さとは違い、飲んだ後にキレを感じる日本酒でした。
最初は「-5℃」で保存していましたが、開栓後は「冷蔵庫(0℃)」で2日間保管しておきました。
最近は「温度変化」と「時間経過」で味の違いを楽しむことを覚えたわたしです。
(いつもは1回で飲み切ってしまう人…)
うん、パインの香り。
あまーーい!甘さが強くなっています。
そして舌にはシュワリ。チリリと酸味もあります。
最後に甘みが盛り上がって「ぶわっ」としてからキレていきます。
爽快さが残り、お米の甘さがチョコレートを食べた後の滑らかな甘さのように残ります。
一周して戻ってきたら、おいしさを再度認識。
これはおいしい。
ひとつの作品として完成された味がします。
チョコっぽい香りにも感じできました。
カナのたかちよ、やっぱり好きだなぁ~。
初めてのローマ字のたかちよ!
どんな感じなのか?ワクワクしながら開栓しました。
ラベルのオレンジ色に引っ張られてか、柑橘系の香りがします。
みかんのような甘さも感じる香りです。
あ!ま…いの…か?
ファーストインプレッションで甘さが「わっ!」とくるけど、たゆたうような甘さが口に残り最後はキレ感もあります。
甘さがお米の丸さに変わると、とても日本酒っぽい。
酸味はちょっとだけ。
ずっと飲めるか?と聞かれたら、重たい。わたしなら「1杯でいいかな」と思うタイプでアルコール度数がしっかりありそうな感じがしました。
見てみたらアルコール分16度。やはり。
後味はキレが残るタイプです。
飲み比べもしているのでハッキリ言うと、わたしは平仮名のたかちよのほうが軽めで甘味があり好みです。
ですが、しっかりと味わえる日本酒を飲みたい人にはオススメかと思います。
ポテトの印象はあまり変わりませんでした。
キレあり。
うん、飲みやすい。
お互いに邪魔をせず、フラットな感じです。
丁度よい。
甘さが良い感じに合います。
飲みやすくなりました。
マリアージュするか?と言われたら、うーん。普通な感じです。
合う!
飲んでいて、甘さがゆっくりなじむ…地面に染みていくようなイメージが想像できる日本酒でした。
今まで飲んだことの無い不思議な感じがありました。
こちらも、冷蔵庫保存を2日間して再度飲んでみました。
初日も思いましたが、とても特徴のある香りです。
甘い香りですが何の香りかよくわからない…でもやっぱり柑橘系になるのかしら?
軽さ…フラット感があります。
上がらず、下がらず、最後はキレ感。
ですが、常温に近づくほど味が出てきました!甘さが美味しくなって、甘いからのさっぱり。
愛町…不思議な体験のできる日本酒でした。
今年3本目の「赤色清酒酵母」で醸された日本酒。別名「桃色にごり酒」。
ピンク色に仕上がる特徴があり、日本酒にあまり興味のない女性にも受けがいいのではないでしょうか?(わたしは大好きです♪)
高千代さんのロゼはどんな感じなのか?うきうきしながら開栓しました。
酸味のあるいちご!
すっぱい感じ。
後々「アセロラ」と言われていることを知り、「あぁ、確かにアセロラだ…」と思いました。
今まで飲んだ赤色清酒酵母の日本酒よりも、お米っぽさ(日本酒らしさ)を感じます。
うーん。おいしい。
やっぱり赤色清酒酵母のお酒好きです。低アルコール(10%)なのでゴクゴクいけちゃいます。
甘味と酸味のバランスがよくて氷を入れても美味しそう♪
コレはジュース。
甘くておいしい!
合います。
甘さが合う!
これはマッチする!
甘くておいしい~
一番合います!
甘さが丁度マリアージュ。
飲んでいると、甘くて、甘いんだけども後に残りません。
酸味は3本の中で一番ありました。
ジューシーな甘味&酸味でとってもおいしかったです。
こちらも、冷蔵庫で2日間保存してから再度飲んでみました。
酸っぱさのあるイチゴな香り。
甘さがふくらみます。
あれ?でも何か物足りない…。
ゴクゴク行けちゃうジュース感があるけど、初日とは違い何か足りない感じがします。
後口にはお米の感じが残ります。
キレや辛さはありません。
軽い。
キンキンに冷やして飲みたい。
こちらのロゼは、開栓した日に飲み切ったほうが美味しくいただける日本酒かもしれません。
今回、3本の日本酒とマクドナルドのバーガーを合わせてみましたが
【日本酒 × マック = 悪くない!】
ということが分かりました。
順位を付けるならば、
です。
それも、
といった結果になったためです。
ケンタッキーとは違い、マックはバーガーのメニューが豊富なのでやり込むのならば【バーガーごとに合う日本酒を探す】となりそうですが
\マックは日本酒のツマミになるよ!/
ということは今回のペアリングで十分に分かりました。
全然「あり」です。
マクドナルドはドライブスルーもできますし、ケンタッキーよりも店舗数が倍近く多いので気軽に試せるのも良いですよね。
【日本酒のつまみに困った時はマック!】
ありだと思います。
気になったあなたは、ぜひ試してみてくださいね。
わたしもまたマクドナルドのハンバーガーを購入した際は、日本酒とのペアリングを試してみたいと思います!
こちらは下記のページの「高千代酒造さんの日本酒が買えるお店は?」の項目で詳しく紹介しています。
限られた特約販売店さんでしか購入ができないため、まずは購入先を見つけるところからになります。
わたしは近くに特約店さんが無いため
【(日本酒の銘柄) 特約店】 例)たかちよ 特約店
でインターネット検索をし、ネット通販を行っている特約店さんで購入をしています。
2021年4月2日現在、
は在庫のある販売店さんがまだありました。
たかちよ/59Takachiyo/高千代のリリース情報は、公式さんのInstagramで見ることが出来ます。
やまだ しゅういちさん(企画、運営、製造)
https://www.instagram.com/yamadashuichi/
参考にしてみてください。
製法 :無濾過生原酒 おりがらみ
アルコール分:15度
原材料名 :米(国産)、米こうじ(国産米)
原材米名 :非公開
精米歩合 :非公開
内容量 :500ml
製造所 :高千代酒造株式会社
所在地 :新潟県南魚沼市長崎328-1
価格 :1,485円(税込)
製法 :無調整 生原酒 純米吟醸
アルコール分:16度
原材料名 :米(国産)、米こうじ(国産米)
原材米名 :愛山22.5%、雄町77.5%
精米歩合 :59%(扁平精米)
使用酵母 :きょうかい1801
内容量 :500ml
製造所 :高千代酒造株式会社
所在地 :新潟県南魚沼市長崎328-1
価格 :1,430円(税込)
製法 :無濾過 生酒 純米
アルコール分:10度
原材料名 :米(国産)、米こうじ(国産米)
原材米名 :非公開
精米歩合 :65%(扁平精米)
使用酵母 :赤色清酒酵母
内容量 :500ml
製造所 :高千代酒造株式会社
所在地 :新潟県南魚沼市長崎328-1
価格 :1,540円(税込)
今回【日本酒×マクドナルド】のペアリングをしてみて
ということが分かりました。
「マックのお供に日本酒」はぜひ試していただきたいです。
ちなみに、今回合わせた日本酒で一番マックとマリアージュして美味しかったのは
です。
また、開栓後2日間冷蔵庫で寝かした所
という結果となりました。
そして、
「マヨネーズ×日本酒」
「ソース×日本酒」
が合うというのは分かっていましたが
「ケチャップ×日本酒」
も合うことが分かりました。やはり日本酒は酸味との相性が良いのでしょうか。
こちらもいろいろ試してみたいなぁと思いました。