日本酒には「季節限定酒」という、春・夏・秋・冬の四季に合わせそれぞれ醸される日本酒が存在します。
こちらは季節ごとにより味わいが異なり、その季節にしか購入することができません。
その中でも春酒（はるざけ）とは、
といった特徴のある「春の季節にピッタリなお酒」として醸される日本酒です。
他にも、春霞（はるかすみ）を思わせる「うすにごり」のお酒に仕上げたりと「春」特有のイメージをお酒に重ねて仕込まれています。
お花見はもちろん、入社祝い、新社会人、新生活など春の訪れを「春酒」で乾杯すると気分も上がること間違いなし！
ここでは唎酒師である、ねこと日本酒（なかのひと）が実際に飲んで【独断と偏見】にて選んだベスト5＆おすすめの春酒を紹介します。
千葉県印旛郡酒々井町（ちばけんいんばぐんしすいまち）にある飯沼本家さんの醸す、甲子（きのえね）春酒香んばし。
「春酒」といったらこれしかない。
まさに「春酒」を体験できる1本であると、わたしはさまざまな春酒を飲んでみて確信しました。
特徴としてはその「華やか」な香りです。
グラスに注いでいる時から鼻腔をくすぐるその華やかさはまさに「春が来た！」と思わせるもので、花の蜜のようなフルーティーな香りがとても素敵な日本酒です。
飲むとジュワっとしたガス感。甘みと酸味、ジューシーさもあり春を感じる1本！
首掛けの花びらやプリントボトルも可愛くて、お花見のお供にも最適です。
「春」を日本酒で体感したいあなたにお勧めの1本です。
ポチップ
2月17日現在、在庫のある販売店さんは下記になります。
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群馬県にある松屋酒造さんの醸す、毎年大人気な「ピンク色」の日本酒、ももいろ流輝（るか）。
ピンク色の秘密は「赤色清酒酵母」という桃色のにごり酒を醸すことのできる酵母を使用することで実現しました。
その特徴は、きゅんきゅんとした酸味と甘み、そしていちごのような香り。
流輝はじめて飲んだ際に「すきだ！！」と思った日本酒で、流輝の「甘み」はわたしの好みにドンピシャ！特にこのももいろが1番好きなお酒です。
と、酒米違いで発売となるのもポイントです！
春にピッタリな「ピンク色の日本酒」は女性にも大好評！気分もハッピーになること間違いなしの1本です！
飲んだことの無い人は、ぜひ1度飲んでみていただきたい。みんなに薦めたくなるとっても美味しい日本酒です。
ポチップ
2月17日現在、第2弾の「酒こまちバージョン」が入荷されています。
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岩手県にある赤武酒造さんが醸す、2021年の春に新発売となったAKABU SAKURA（あかぶさくら）。
アルコール分12度とAKABUの低アルコール＆カジュアルに飲める季節限定のシリーズは、大人気ゆえに1～2日で完売となるお店がほとんどです。
大人気過ぎて、何店舗かチェックしないと買えないことがよくあります。
ブルーのボトルに桜の花びらが可愛いこちらのお酒は、飲んでみると舌にジュワリと発泡感・ラムネのような酸味。
暖かいポカポカとした日差しの下で、キンキンに冷やして飲みたくなるようなお花見にも最適な1本となります。
とても飲みやすく、ジュースのようにスルスル飲めちゃうため注意が必要です。
ポチップ
AKABU SAKURAの出荷は基本的に1度のみとなるため、酒販店さんに入荷したらすぐに完売してしまうことがほとんどとなる数量限定の季節限定酒です。
買い逃すと、今期はもう飲めません…！
そのため、前もって「予約」の出来る酒販店さんにて予約をしておくと買い逃さずに済みます。
2022年は、3月3日に蔵元出荷となりましたので、その付近で予約の出来るお店や特約店さんをチェックしておくと無理なく購入可能です。
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山口県にある酒井酒造さんの醸す「五橋（ごきょう）」。
その中でもこちらのride?ピンク（ライドピンク）は毎年人気のももいろにごり酒です。
ももいろ流輝と同じ「赤色清酒酵母」にて醸されますが、こちらは「活性にごり酒」とそのジュワジュワさが特徴でもあります。
スクリューの蓋を開栓する際には噴きこぼれないように注意が必要で、にごりの量もたっぷり！
混ぜると「いちごみるく」のような見た目になり、甘み⇒酸味⇒レモンのようなさわやかさ！そしてにごりが口の中で踊る濃厚かつ甘酸っぱいきゅんとするお酒です。
料理と一緒に飲む際は、ぜひケンタッキー・フライド・チキンをお供にすることをお勧めします。
最高にマリアージュする味わいを体験することができます。
ポチップ
2月17日現在、在庫のある販売店さんは下記になります。
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秋田県にある山本酒造店の醸す「山本 うきうき」。
鮮やかなピンクのラベルが特徴的なこちらのお酒は「うすにごり」のお酒で、ボトルの底にうっすらと滓があります。
初めて飲んだ「山本」がこちらのうきうきでしたが、こちらを飲んでみて他の山本も飲んでみたい！と思ったお酒です。
香りは白桃。口当たりがやわらかく、やさしくキュートでかわいらしい甘みのお酒！といった味わいでした。
春を感じるかわいらしいお酒を飲んでみたい人にはお勧めです。
ポチップ
2月17日現在、秋田県ではすでに入荷したお店もあるようですが関東などはまだなようです！
18（土）・19（日）には続々と入荷となるのではないでしょうか？
例えば下記の酒販店さんで取り扱いがありますので、土日は要チェックです！
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ここからは、これまで当サイトで実際に飲んできた春酒を紹介したいと思います。
詳細は、各記事に記載していますので気になったあなたは個別でチェックしてみてください！
購入方法などの記載もしています。
「春酒」では無いかもしれませんが、12月～3月ごろまで発売となる鳳凰美田の日本酒を使用した「いちごのリキュール」。
ピンクも可愛く、牛乳割りが最高においしい！
1度は飲んでおきたいお酒です。
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山口県にある長州酒造さんの醸す「天美」。
SNSで話題沸騰！リピーターも多く、1度飲むとファンになる人続出な天美（てんび）の春の季節限定酒がこちらの「桃天」です。
「2月初旬と3月初旬の2回出荷予定」と、逃すと来年まで飲めないお酒となります！
飲んだことの無いあなたはぜひ！
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奈良県は三輪にある今西酒造さんの醸す「みむろ杉 華きゅん」。
おりがらみのお酒は、甘みがぎゅっとして後口の酸味がバランスのよい、たっぷり感のある春酒です。
ケンタッキーにも「きゅん」として合います！
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栃木県さくら市にある、株式会社せんきんさんの醸す「お花」のラベルが印象的なこちらのお酒。
酸味が特徴的で、甘味と酸味さっぱり感もあるけどジュワっとジューシーなうすにごりの日本酒です。
2021年は3月19日より発売となりました。
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「猫のイラストが可愛すぎんか…！」
ねこと日本酒が好きな人はみんないい人です…とラベルの裏に記載があり「当サイトでは絶対に飲まねばならぬ！」と使命感にかられたお酒となります（笑）
華やかな香り、やさしい甘み。スッとさわやか。
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大嶺3粒。ラベルの模様は「3粒のお米」がデザインされています。
使用している酒米が「愛山」とのことで、甘みがジュワリと春酒らしいかわいらしさがありつつ、飲んでいるとその甘みの濃ゆさに驚きます。
うすにごりなので、混ぜる前の味わいと混ぜた後のシルキーさを楽しめます。
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群馬県館林市にある龍神酒造さんの醸す、尾瀬の雪どけ 桃色にごり。
ピンクのにごり酒は見た目も可愛くて、見つけた時はついつい手が伸びちゃう1本ですよね。
オゼユキの桃色は正にジュース！
甘みもありつつ酸味が印象的で、五橋のride?ピンクよりも「オリごっそり感」を楽しめるお酒です。
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新潟県にある高千代酒造さんの醸す、ピーチラベルのたかちよ。
名前の通り、白桃のようなジューシーな香りそして桃の缶詰のシロップのような甘みとピーチ感を楽しめる日本酒です。
かすみ酒なのでうっすらと滓（オリ）があり、後口は爽快感があるので飲みやすくなっています。
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秋田県にある栗林酒造店さんの醸す、花のラベルがとっても可愛い日本酒。
アルコール分は16度としっかりとあり「きゅん！とした春酒」ではありませんが、食中酒としてしみじみと旨い。
春の季節にグラスでは無く平盃で飲むのがおすすめな日本酒です。
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新潟県佐渡市にある天領盃酒造さんの醸す、雅楽代～花明かり～。
蔵元杜氏である加登仙一さんはイケメン…！Twitterをされているのでぜひチェックしてみてください。
雅楽代は2019年より新しくスタートしたブランドで、春限定の花明かりは「甘みがジュワ―っとジューシー！最後はキレる！」といった味わいでした。
どんどん進化中の日本酒ですので、今年の味わいもとっても気になります！
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秋田県にかほ市の四季に合わせて醸される、飛良泉本舗さんのFOUR SEASONS（フォーシーズンズ）。
中身の見えないボトルですが「オリがごっそり」入っていて、しっかりとした甘さを堪能できます。
炭酸割りで飲むのがおすすめという、新感覚の春酒です。
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ねこと日本酒で飲んできた春酒をまとめました。
その中でも「春に飲むお酒としてピッタリ」と思った、ねこと日本酒なかのひとによる【BEST5】を選んでみました。
こちらは、新たに春酒を飲むことでこれからも変わってゆくかもしれません。
まだまだ、飲んだことの無い春酒もたくさんありますので、飲み次第こちらの記事に追加・更新をしてゆきたいと思います。
「春酒って何を飲んだらいいのか分からない！」
「春におすすめの日本酒は？」
「飲んでおけば間違いない春酒は？」
などなど、日本酒選びに迷った人の参考になりましたら幸いです。
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